睡眠薬強盗事件の発生(在カメルーン日本国大使館)

 カメルーン在留邦人の皆様

 2月中に長距離夜行バス内で邦人旅行者が睡眠薬強盗の被害にあったので、注意喚起のため本メールを送信します。

 【被害状況】

  2月午後10時頃、被害者はヤウンデ市内のバス乗り場から地方都市に向かうために長距離夜行バスに乗車した。

  被害者は隣に座った男から食べ物を貰い、それを食べた。その後、被害者が寝ていたところ、突然、隣の男から口の中に何かを入れられ、前の席に座っていた別の男から水を貰って飲んだ。その後、再度、眠ってしまった。

  バスを降りた後、財布(全ての所持金とクレジットカード入り)と携帯電話がズボンのポケットの中からなくなっていることに気付いた。

 在留邦人の皆様は以下の点に気を付けてください。

 ○ 夜間(日没〜日の出)の長距離移動(夜行バスは特に危険)はしないこと

 ○ 知らない人から貰った食べ物や飲み物を飲食しないこと

 ○ 向こうから話しかけてくる人間を安易に信用しないこと

 ○ 昼間、長距離バス、乗り合いタクシー等の公共交通機関を利用する際、居眠りをしないこと

 ○ 外出時、可能な限り現金は分けて所持すること

 ○ クレジットカード、旅券等の貴重品を所持する際はポーチを首から掛けたり、腰に巻く等して、ポケットに入れて所持しないこと

 ご質問がありましたら、大使館の荒田までご連絡ください。

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  在カメルーン日本国大使館

   領事 兼 警備対策官  荒田 雄二

  (+237)2-2220-6202/(+237)6-9010-2754

   yuji.arata@mofa.go.jp

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