平成29年2月24日
以下の通り、邦人が被害者となる銃器使用強盗事件が発生しました。
最近、類似の事件が相次いで発生しており、未だいずれも解決に至っておりません。
現金の両替にあたっては過去の事例に関する当館の情報を参照しつつ、場所、金額、
その後の行動について最大限の警戒を行って下さい。
1 発生日時
2月23日(木)11時30分頃
2 発生場所 サンパウロ市リベルダージ区ガルボン・ブエノ通り
3 事件概要
被害者がリベルダージの旅行代理店で現金を両替し、その場(同代理店内)で現金を旅行用の
ウエストポーチ(衣服の内側に隠せるタイプのもの)に外から分からないように収納。
その後1時間ほど周辺を散策した後、上記現場にて後方から銃を持った賊に襲われ付近のホテル
駐車場に誘導された。被害者が所持していた荷物及び財布を差し出したところ、賊から腹部に
隠しているものを出すよう要求されたため、同ポーチの現金を差し出した。賊はそれらを奪ってバイクにて逃走。
被害者に身体的被害はなし。
4 被害品
現金約1,600レアル、クレジットカード、iPhone
5 防犯対策
(1)常に警戒心を維持し,時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示する。
(2)荷物は最小限にし、手元から離さず、貴重品は極力持ち歩かない。
(3)多額の現金等貴重品を所持している時は、目的地までタクシー、車等を利用する。
(4)車両の乗降は可能な限り、警備員、鉄扉等、セキュリティのしっかりとした駐車場で行う。
(5)降車の際は、特に周囲を警戒し異変の察知に努める。
(6)車両尾行等に気付いた場合は、ショッピングモール等人通りの多いエリアや付近の警察署等でやり過ごす。
(7)万が一、強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗せず、犯人の要求に従う。
以上
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