海外安全情報(リオのカーニバルに関する注意喚起)

2017年2月20日

海外安全情報(リオのカーニバルに関する注意喚起)

本年のリオのカーニバルは2月24日(金)から2月28日(火)まで開催されます。

カーニバル期間中は観光客らを標的とした犯罪が増加するほか、交通規制により交通の状況が普段と異なる場合があります。以下を参考に、防犯対策を十分取って、「世界最大」といわれるリオのカーニバルを楽しんで下さい。

1.防犯対策

(1)万が一強盗に遭ってしまった場合、決して抵抗しない(相手が少年でも多くの場合凶器を所持している)。

(2)人気のないところや地理不案内な場所に立ち入らない。

(3)スマートフォンを人前でみだりに使用しない(特にiphoneの盗難が多い)。

(4)写真やビデオ撮影の際には常に周囲の様子に気を配る。

(5)人混みの中ではスリに注意し、リュックは背負わず体の前に抱える。

(6)荷物から目を離さない(食事の際にバッグを椅子の背に掛けておいたり地面に置いておいたりして盗難に遭う被害が毎年多発)。

(7)腕時計、ネックレス等の貴重品はなるべく身につけない(華美な服装は避ける)。

2.感染症対策

  リオ州では、以下当館ホームページ(感染症スポット情報)のとおり、デング熱、ジカウィルス感染症チクングニア熱等の感染症が発生しています。また、隣接するミナスジェイライス州、エスピリトサント州で黄熱病の発生が急増しています。カーニバル観覧等のため渡航・滞在を予定している方は、黄熱病の予防接種を受けるとともに、蚊に刺されないよう、屋外に長時間出るときは長袖長ズボンを着用する、虫除けスプレーを活用するなど予防を徹底しましょう。

以下当館HPリンク参照

  http://www.rio.br.emb-japan.go.jp/files/000228786.pdf

3.文民警察によるストライキ

  当地では、先月17日から被害届けの受理及び犯罪捜査を担う文民警察によるストライキが継続しています。犯罪被害に遭った場合にも、警察署において適切に被害届けが受理されない事態が懸念されます。その場合、以下のサイトから被害届の申請が可能となりますので参考として下さい(ポルトガル語による申請となります)。

  https://dedic.pcivil.rj.gov.br/