在ボツワナ大使館からの注意喚起(事案の発生)

治安に係る事案が発生しましたので十分に注意してください。

ボツワナにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ボツワナ日本国大使館

1 侵入未遂事案

(1)事案概要

 1月30日(月)夜,ハボロネ市内カーリー地区在住の某国大使館関係者宅で侵入未遂事案が発生。2人組の男が外周壁のエレクトリックフェンスの支柱の付け根部分を破壊して壁の上部面から取り外し(支柱を外しただけだと同フェンスは作動しない),エレクトリックフェンスを引き下げた上で侵入しようと壁の上部によじ登ったところ,敷地内の犬が吠えたため,住人が目を覚まして2人組の男を発見した。住人はすみやかにホームセキュリティの非常押しボタンを押し,警報音を作動させたため,男達は逃走した。同夜には同被害者宅の近所の別の家でも侵入未遂事案が発生していることが判明している。

(2)今後の対策

 ア 就寝時には必ずすべての扉・窓の施錠確認を行う。

 イ 在宅時であっても就寝時にはホームセキュリティをセットする。

 ウ 非常時の通信手段の確保のために携帯電話は枕元に置いておく。

2 暴動事案

(1)事案概要

 2月8日(水)日中,ハボロネ市内のボツワナ大学で,同大学の学生達が政府の学生手当の未払いに対するストライキを起こした。彼らは大声を上げて,近くのラウンドアバウトに移動し,走行中の車を止めて石やゴミを投げつけたほか,ラウンドアバウト内に飾ってあったボツワナ独立50周年を記念したシマウマの像を破壊して火をつけた。学生側は,今回のストライキは学生手当が1月以降支払われていないことに対する抗議であり,他方,50周年記念のシマウマの像は税金の無駄使いであると主張している。この事態を受けて多数の警察官が出動して沈静化にあたった。同ストライキは9日にも行われ,多数の警察官が出動したが,同日午後には一応沈静化した。

(2)今後の対策

 ア 同大学周辺を歩行・走行する際には十分に注意する。

 イ 学生や警察が集まっている様子を目にしたら絶対に近づかず,速やかにその場を立ち去る。

 ウ テレビ・ラジオ等で今回の事案の続報を収集する。

(連絡先)

ボツワナ日本国大使館 領事班

住所:4th floor Barclays House, Plot 8842, Khama Crescent, Gaborone, Botswana

開館時間:8:30-12:00 14:00-16:30

電話:(+267)−391−4456

FAX:(+267)−391−4468

E-mail:consular@gr.mofa.go.jp

ホームページ: http://www.botswana.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html 

「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delate (了)