在カメルーン日本大使館:英語圏地域におけるデモ

 在留邦人の皆様

 昨年11月に英語圏の北西州バメンダにおいて発生したデモに関し、海外安全情報(スポット情報)が下記のとおり発出されましたので、ご一読をお願いします。 

【ポイント】

●北西州におけるデモの再発と南西州への拡散に注意

〜海外安全情報(スポット情報)〜

(件名)

カメルーン:英語圏地域におけるデモ発生に伴う注意喚起(新規)

(内容)

1 2016年11月,英語圏の北西州バメンダにおいて,教員が生活条件改善の要求と同地域への仏語圏出身教員配置への抗議のため,ストライキを,また,弁護士・司法官の団体が,仏語で作成される各種法令の英語訳の整備を求めてストライキを行いました。同年12月8日には,与党支持者の集会を阻止しようとしたデモ隊と警察が衝突し,少なくとも2名が死亡し,40〜50名が逮捕されました。

 

2 今年1月9日,英語圏の教師及び弁護士団体の呼びかけにより,バメンダ市内はゼネスト状態となり,同17日,カメルーン政府は,英語圏系の二団体(SCNC(南部カメルーン国民評議会)及びCACSCカメルーン英語圏市民社会連合))の活動を禁止する旨の大統領令を発表しました。 

3 現在のところ,同市の状況は落ち着いていますが,報道によれば,政府と英語圏教師及び弁護士団体との対話は未だ成立していません。今後,北西州において一部の過激化したデモ隊と治安当局との衝突が再発し,暴動に発展し,同じ英語圏である南西州にも影響が及ぶ可能性が否定できません。

4 つきましては,北西州及び南西州への渡航・滞在を予定している方,また既に滞在中の方は,不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。また,大勢の人が集まる場所においては周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど,自らの安全確保に十分注意してください。

5 なお,カメルーンには別途「危険情報」(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2016T045.html#ad-image-0 )が出されていますので,併せて注意してください。

6 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet

 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(問い合わせ窓口)

○外務省領事サービスセンター

  住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047

○外務省海外安全ホームページ

  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)

  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.htmlスマートフォン版)

  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)

○在カメルーン日本国大使館

住所:1513, Rue1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun

電話: 2-2220-6202、2-2220-6585

国外からは(国番号237) 2-2220-6202、2-2220-6585

FAX : 2-2220-6203

国外からは(国番号237) 2-2220-6203

ホームページ:http://www.cmr.emb-japan.go.jp/

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  在カメルーン日本国大使館

  領事 兼 警備対策官  荒田 雄二

   (+237)222-206-202/(+237)690-102-754

   (+237)677-708-915

    yuji.arata@mofa.go.jp

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