●社会再開に関する政党間合意(5月21日から)/●日本への帰国・入国時に必要なアプリの変更(厚生労働省)(新型コロナウイルス関連情報)

【ポイント】

デンマーク法務省は、5月21日から始まる更なる社会再開に関する政党間合意を発表しました。同日から以下が適用されます。

○(これまでの段階において再開されていない)他のスポーツ、レジャー、クラブ活動がコロナパスの条件の下再開。

○18歳以上を対象とする音楽・文化学校での歌唱活動、その他の芸術学校や芸術の基礎コースでの歌唱活動。

○遊園地や動物園などの屋内施設は、コロナパスの条件の下、入場可。

夜間学校や市民講座などの再開。

○集会禁止上限人数が屋内50人、屋外100人に引上げ。など

●日本に入国・帰国する際にインストールが必要なビデオ通話アプリが従来のSkypeからMySOSに変更。

1 社会再開に関する政党間合意

5月18日、デンマーク法務省は5月21日からはじまる社会再開の政党間合意について発表しました。これまでの段階において再開されていない他のスポーツ、レジャー、クラブ活動などがコロナパスの条件の下、再開されることになります。生活に関わる概要は以下のとおりです。

(「2021年5月21日からの社会再開の実施に関する合意」)

https://www.justitsministeriet.dk/pressemeddelelse/aftale-om-genaabning-pr-21-maj-2021/

(1)5月21日から再開される活動

●(これまでの段階において再開されていない)他のスポーツ、レジャー、クラブ活動がコロナパスの条件の下再開。再開の対象には、スポーツ、レジャー、協会活動が行われる施設(サウナ、スチームバスなどに使用される施設)協会施設、文化・市民・活動センターが含まれる。

●すでに再開していたものの歌唱活動は再開されていなかった18歳以上を対象とする音楽・文化学校での歌唱活動、その他の芸術学校や芸術の基礎コースでの歌唱活動。

●遊園地や動物園における屋内施設は、コロナパスの条件の下、入場可。再開の対象には、遊園地における屋内施設、移動式遊園地、動物・植物園、水族館や類似施設、アミューズメント施設、カジノ、遊園・水泳パーク等の施設が含まれる。

夜間学校。Folkeuniversistet(当館注:市民講座)、通いと寄宿の両生徒がいるフォルケホイスコーレの短期コース及び通いの生徒、efterskoler(放課後学校)とfrie fagskoler(無料の職業訓練校)の短期コース、青年・成人教育おける商業活動。

(2)集会禁止の上限人数の緩和

●5月21日に屋内での集会禁止(の上限)は25人から50人に、屋外は75人から100人に引き上げられる。保健当局は、集会禁止措置の緩和に伴い、個人宅における推奨事項も同様に引き上げられる。

(3)教育関係

中等教育と成人教育の(これまでに再開されていない)残りの生徒と、高等教育における学生の再開に合意する。本再開は、以前の再開と同様の条件の下で行われる。

(4)在宅勤務中の従業員の物理的出勤の段階的正常化の計画

(注:フェーズ、いつから、推奨事項の順に記載)

フェーズ1、2021年5月21日、20%の物理的出勤

フェーズ2、50歳以上の一回目の接種を終えたとき/2021年6月14日(注:5月10日時点のワクチンカレンダーに基づく)、50%の物理的出勤。ただし、50人以下の従業員の場合は常に物理的出勤が可能。

フェーズ3、2021年8月1日、100%の物理的出勤

(5)マスクの着用義務に関して

●16歳以上の希望者全員が完全にワクチンを接種した時点でマスク着用義務を廃止することを前提に、6月上旬にマスク着用義務を段階的に廃止する計画を提示することに合意する。

2 日本への帰国・入国時に必要なアプリの変更

厚生労働省は、日本に帰国・入国時にインストールを求められているビデオ通話アプリを、SkypeからMySOSに変更しました。ほかのアプリについてはこれまでと変わりません。アプリのインストールは下記厚生労働省HPリンクより行えます。

厚生労働省HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00250.html

3 感染者数

5月18日(火)14時発表のデンマークの1日あたりの新規感染者数等の詳細 は以下のとおりです。引き続き感染防止に十分ご注意ください。 (出典:デンマーク国立血清学研究所、フェロー諸島自治政府グリーンランド 自治政府の最新発表) https://covid19.ssi.dk/overvagningsdata

感染者数 合計268,958名

デンマーク 感染者数268,255名(前日比+916名)(死亡者2,503名,入院 者166名、治癒者数252,686名)

フェロー諸島 感染者数 670名(前日比+0)(死亡者1名、入院者0人、治癒者数667名)

グリーンランド 感染者数 33名(前日比+2)(死亡者0名、治癒者数31名)<日本帰国・入国者への検査証明確認の厳格化(4月19日から実施)>

日本人の帰国者を含む全ての日本への入国者に対しては、すでに事前の出国前検査証明を求められているところですが、4月19日より検疫における検査証明の確認が一層厳格化されています。出国時の搭乗手続や本邦入国時の検疫において、検査証明の有効性をめぐり、搭乗拒否や乗継地での足止め、また入国後の停留期間の延長など様々な混乱が生じています。

下記リンク先にて、厚生労働省が定める検査方法及び検査証明書記載内容などをご確認の上、原則として厚生労働省所定のフォーマットを使用願います。

厚生労働省の検査証明書フォーマット)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html

(検査証明への記入サービスを行う当地医療機関等・当館HP)

https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#nihon_3 

※同医療機関は一例です。検査・記入サービスの利用料金等は病院ごとに異なります。

(「検査証明書の確認について(本邦渡航予定者Q&A)」・当館HP)

https://www.dk.emb-japan.go.jp/files/100178984.pdf 

<日本政府の水際対策に関する新たな措置(3月2日決定)>

デンマークから日本に帰国する際は、出国前72時間以内の検査証明が求めら れるとともに、帰国後は検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設 に限る)で待機いただき、入国後3日目に改めて検査を受けていただくことに なります。その上で、陰性と判定された方については、検疫所が確保する宿泊 施設を退所し、入国後14日間の残りの期間を、自宅等で待機していただくこ とになりますので、ご留意ください。

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C038.html  (水際対策に係る新たな措置・各種検疫・出国前検査証明フォーマットなど)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html 

また、日本入国時に必要なアプリのインストール方法を、厚生労働省が案内しております。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00250.html 

デンマークの入国制限>

デンマークの現在の入国制限に関しては、デンマーク・コロナポータルサイト及び当館HP等でご確認ください。

デンマーク・コロナポータルサイトデンマーク語)

https://coronasmitte.dk/ 

(同:英語)

https://en.coronasmitte.dk

(在デンマーク日本国大使館HP)

https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

○現在、日本外務省はデンマークに対して感染症危険情報「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_164.html#ad-image-0 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html#Q1 

<当館からのお願い>

●現在、当館では感染症予防対策の一環として、領事待合室に1度に入室できる方の数を1組ごとに制限しております。係員が順番にご案内いたしますので、それまでロビーでお待ちいただく場合があります。

また、来館時にサーマルカメラにて、非接触型の検温を行っております。体温が著しく高いと認められた方には入館をご遠慮いただく場合がありますので、ご理解の上、ご協力をよろしくお願いいたします。

また、当館が入居するビル管理会社より、共用スペースでマスク着用及び2メートルの社会的距離を確保するようにと依頼がありました。ビル出入口にマスク着用の案内が掲示されておりますのでご協力ください。

●在留届を提出されている方で、日本に帰国(一時帰国を除く)された方は、「帰国者全員の氏名、帰国日」をご記入の上、当館領事班ryoji.han@ch.mofa.go.jp までメールでお知らせください。

詳しくは下記当館ホームページをご確認ください。

https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-zairyu.html

●在留邦人の方でコロナウイルスへの感染が確認された方や隔離措置を受けた方、入院された方は当館までご連絡ください。

【連絡先】

デンマーク日本国大使館領事部

電     話:3311-3344 (閉館時はまず緊急電話対応業者につながります)

メールアドレス:ryoji.han@ch.mofa.go.jp

●在留届(3か月以上滞在される方)/「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/

スマートフォン用 海外安全アプリ

https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

◎「たびレジ」簡易登録された方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

◎在留届を提出されている方は、記載事項変更(転居等による住所変更・携帯電話番号やe-mailアドレスの変更等)、または帰国・転出等があればお知らせください。