高度警戒準備態勢への移行について

 モンゴル政府は、新型コロナウイルス感染症の防疫措置について、5月8日午前6時以降、ウランバートル市の警戒レベルを全国警戒態勢から高度警戒準備態勢に引き下げることを発表しました。モンゴルの災害防止法では、警戒レベルの高い順に「非常事態」、「全国警戒態勢」、「高度警戒準備態勢」の3段階が定められています。

 また、以下の活動については、5月8日以降も引き続き制限されることが発表されました。

【5月8日以降も制限される活動】

1 デモ、集会及び会議の開催

2 旅行、結婚式、宴会及びレセプションの開催

3 バーの営業

4 飲食店(レストラン、食堂、カフェなど)の営業(※デリバリーサービスの

 提供は可能)

5 展示会及び即売会の開催

6 食料品以外の物品の販売市場の営業

7 ゲームセンターの営業

8 学習センター(塾、予備校、語学教室、音楽教室など)の営業

9 芸術文化関連行事の開催

10 リラクゼーション施設の営業

11 ジム、サウナ、プール及び公共シャワー施設の営業

12 ホテル、簡易宿泊施設、保養所及び観光用ゲルキャンプの営業

13 宗教関連行事の開催

14 スポーツ関連行事の開催(※オリンピックなど国際大会の準備は可能)

15 バスケットボール場及びサッカー場の営業

16 ダンス教室の営業

【在留邦人の皆様へお願い】

 今回、モンゴル政府は、全国警戒態勢(いわゆるロックダウン)の解除を決定しましたが、モンゴル国内では、ウランバートル市を中心に1日1000人を超える新規感染者が確認される日が続くなど、感染拡大が緩和されたとは言い難い状況が続いています。モンゴル国内の規制は解除されますが、感染防止対策を怠れば、いつ、誰が新型コロナウイルス感染症に罹患してもおかしくない状況です。

 そのため、在留邦人の皆様におかれましては、規制の強弱にかかわらず、

・ 人と接触する機会を可能な限り減らす

・ 不要不急の外出はしない

・ 人が密集している場所には絶対に近づかない(例:満員に近い状態で運行しているバス等には乗らない、混雑している店舗等には入らないなど)

・ やむを得ず外出する際は必ずマスクを着用し、手洗い及び手指の消毒を頻繁に行う

などの感染防止対策を確実に実施してくださいますようお願い申し上げます。

【37.5℃以上の発熱が3日間以上続く場合の対応】

 以下はモンゴル政府からの要請ですので、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

医療機関を受診する前に、まずは以下の当館問い合わせ窓口までご連絡ください。医務官等が皆様の症状を確認させていただきます。

新型コロナウイルス感染の疑いが認められる場合には、モンゴル外務省を経由して、当地医療機関での検査及び自宅又は医療機関における隔離措置が講じられることとなります。

【問い合わせ窓口】

在モンゴル日本国大使館 領事・警備班

EMBASSY OF JAPAN IN MONGOLIA

C.P.O.Box 1011

Elchingiin gudamj 10,Ulaanbaatar 14210,Mongolia

電 話:(976)11-320777 開館時間:9:00-13:00,14:00-17:45

FAX:(976)11-313332 メール:consul-section1@ul.mofa.go.jp

休日・夜間の緊急連絡先:(976)7004−5004