新型コロナウイルス関連情報(4月15日現在:感染状況、国内制限、入国制限、学校での自己検査)

○ポイント

●4月14日午前0時から4月15日午前0時における新たな感染者数は891名、累計感染者数は229,951名です。

●国内制限及び入国制限に変更があります。詳しくは本文をご確認ください。

●報道によれば、学校における自己検査は延期されたとのことです。

●感染が続いており、新規感染者数や死亡者数が多くなっています。引き続き、最新情報を入手し、感染予防に努めて下さい。

○本文

1.感染者数関連情報

 4月14日午前0時から15日午前0時の新規感染者数は合計891名、現在の入院者数624名、集中治療室収容者数150名です。関係当局によれば、これまで計2,888,140名を検査し、計229,951名の感染が確認されています。死亡者数は7名増加し、計4,427名です。

(地域別感染者数(14日から本日にかけての増加人数)

スロベニア中心部       :  55,692 (+184)

ドレンスカ・ベラクライナ地方 :  17,802  (+67)

サヴィンスカ地方       :  30,860 (+177)

ポドラウスカ地方       :  34,357 (+121)

ゴレンスカ地方        :  24,061 (+114)

ポムルスカ地方        :  14,770  (+40)

オバルノ・クラシュカ地方   :  10,399  (+26)

ゴリシュカ地方        :  11,314  (+45)

プリモルスコ・ノトランスカ地方:   5,262  (+37)

ポサウスカ地方        :   9,011  (+30)

コロシュカ地方        :   8,956  (+27)

ザサウスカ地方        :   6,077  (+26)

その他調査中         :   1,387   (−6)

※(地域別感染者数:出典)COVID-19トラッカーSledilnik

https://covid-19.sledilnik.org/sl/stats

2.国内制限の変更と延長

 政府は以下の国内制限の延長と変更を発表しました。

(1)一部統計地域における制限ステージの変更について

 昨14日、政府は以下に記載の8つの統計地域において、政府の指定する制限ステージをレッドからオレンジに変更すると発表しました。首都リュブリャナを含むスロベニア中央部は引き続きレッドに指定されています。本変更は19日より有効です。

 オレンジに指定された統計地域では、午前7時から午後7時の間に、飲食店の屋外に於けるサービスの提供が許可されます。

 オレンジ地域:ゴリシュカ、ゴレンスカ、オバルノ・クルシュカ、ポムルスカ、ポサウスカ、ボドラウスカ、コロシュカ、ザサウスカ

(2)消費者への商品販売及びサービス提供の一時的な禁止に関する政令の延長に関して

 昨14日、政府は、消費者への商品販売及びサービス提供の一時的な禁止に関する政令の延長を発表しました。また、オレンジ地域における飲食店においては、屋外でのサービスの提供を許可すると発表しました。

 本変更は19日から25日24時まで有効です。

3.入国制限について

 本15日、政府は定例会見に於いて、国境における新型コロナウイルスの蔓延防止措置に関する政令に関して、25日24時まで延長するとともに、レッド国から入国する際の10日間の自主隔離免の例外要件の変更について発表しました。詳細は、HPをご確認ください。

https://www.gov.si/novice/2021-04-15-spremembe-pri-izjemah-za-vstop-v-drzavo/ 

(1)レッド国から入国する際に、自主隔離及び陰性証明の提示が免除される要件の変更と追加

(ア)トランジット目的で、入国から12時間以内にスロベニアを出国する者について、これまで6時間以内とされていましたが、12時間以内に変更されました。

(イ)スロベニアまたはEU・シェンゲン圏において研究活動、教育のため毎日もしくは定期的に国境を越え、しかるべき証明を出来る者について、これまで15歳未満とされていましたが、年齢制限が撤廃されました。

(ウ)これまで、7日以内に受けた検査による陰性証明の提出が必要であった、日中の学童を輸送し、輸送後すぐに国境を越えて戻る者について、陰性証明の提出が不要になりました。

(エ)ビジネス上の確固たる理由が提示できる者が追加されました。

(オ)国境地帯または国境にまたがり私有地を有するもしくは賃貸する者で、農林作業を行い、国境を超えた後、12時間以内にスロベニアに戻る者について、当該住所に居住している家族以外の者が、所有者と同時に国境を移動する場合も例外として許可されました。

(2)レッド国からの入国に際し、EU、シェンゲン圏、米国、英国で発行された、7日以内のPCR検査または簡易抗原検査による陰性証明を提出することで自主隔離が免除される者の要件が変更されました。現在有効な要件は以下の通りです。本要件は、同時に国境を越える近親者や住所を同じくする者にも適用されます。

(ア)EUまたはシェンゲン圏内で勤務する越境労働者(5日以内に戻ることを条件)

(イ)EUまたはシェンゲン圏内で活動する労働者(5日以内に戻ることを条件)

(ウ)スクールバスの運転手で、移送後直ちに帰国する者

(エ)スロベニアで医療サービス・治療等を受ける者で、同治療が完了後直ちにスロベニアを出国する者(治療等を受ける者が未成年の場合は、保護者も同様の条件で入国が可能)

(オ)親の世話や子どもとの接触のために国境を越えた者、または、配偶者、内縁関係等のパートナーとの接触を維持するために国境を越えて、72時間以内に戻る者

(3)レッド国からの入国に際し、3日以内のPCR検査または簡易抗原検査による陰性証明を提出することで自主隔離が免除される要件が新たに加えられました。

(ア)EUまたはシェンゲン圏の居住者で、EUまたはシェンゲン圏から入国し、ケアを必要とする者や家族の支援等を行う者

(イ)民間施設等や私有地、賃貸する土地等の保守作業を行う者で、国境を越えてから48時間以内に国境を越えて戻る者

(4)往来制限国(レッドリスト)の変更

 本15日、政府は、レッドリストの改訂を行いました。主な変更点は、以下の通りです。日本は引き続きレッドリストには掲載されておりません。

 ●リストから削除:ポルトガル、英国

 ●一部地域の変更:デンマークフィンランド、フランス、イタリア、ノルウェー、スペイン

 変更後のリストは、以下の政府HPからご確認ください。

https://www.gov.si/novice/2021-04-15-spremembe-pri-izjemah-za-vstop-v-drzavo/

4.学校における自主検査について

 報道によれば、金曜日から予定されていた学校における自己検査の開始が延期されたとのことです。日程は決定し次第、学校に通知されるとのことです。

【参考情報】

1.新型コロナウイルス感染症に関連する各種問い合わせ先について

スロベニア政府はホームページで、以下の連絡先について紹介しておりますので、共有いたします。

(1)自主隔離(自己検疫)に関連する情報は、下記の保健省の連絡先から入手できます。

電話番号:+386 (0)1 478 68 48 (8時30分から15時30分まで)

メール:karantena.mz@gov.si

(2)スロベニア国立公衆衛生研究所は、国内状況や感染予防の方法等について公開しています。健康に関する推奨事項と指示については、国立公衆衛生研究所にご連絡ください。また、国立衛生研究所のウェブページ(主にスロベニア語)からも確認できます。

https://www.nijz.si/

電話番号:+386 (0)1 2441 729

(3)国境通過に関する質問については、下記の警察のコールセンター(新型コロナウイルス関連の情報提供)もしくは、メールでお問い合わせください。

電話番号:+386 (0)1 514 70 01

メール:info.koronavirus@policija.si

(4)領事に関連する質問については、スロベニア外務省にお問い合わせください。

電話番号:+386 (0)1 478 20 10

2.外務省海外安全ホームページ

本サイトでは、各国・地域での新型コロナウイルスの発生状況、新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)等の情報を掲載しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/

3.たびレジ簡易登録

本サービスは、メールアドレスとメール配信を希望する国・地域を選択するだけで、当該在外公館から領事メールを受信することが出来ます。ぜひご活用下さい。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/register

4.新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

5.新型コロナウイルス感染症に関する情報について(厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

6.リュブリャナ空港ホームページ

https://www.fraport-slovenija.si/en/Main

7.スロベニア政府の下記のツイッターアカウント等で、随時情報発信が行われておりますので、こちらもご確認ください。

●政府(英語):https://twitter.com/govslovenia

●政府(スロベニア語):https://twitter.com/vladars

(英語版と若干内容が異なります。)

●外務省:https://twitter.com/mzzrs

(主にスロベニア語)

●保健省:https://twitter.com/minzdravje

(主にスロベニア語)

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Veleposlanistvo Japonske v Sloveniji

Trg republike 3/XI, 1000 Ljubljana

tel: +386 1 200 8281

fax: +386 1 251 1822

http://www.si.emb-japan.go.jp/

email: info@s2.mofa.go.jp