【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その147:新規感染者数等が極めて高い数値で推移)

● 1日あたりの新規感染者数が21,063名となり、死者数が258名に達し、いずれも、極めて高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(11日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:    21,063名(うち2,780名が入院)

(2)累積症例件数: 2,070,141名

(3)新規死者数:        258名

(4)累積死者数:     64,490名

(5)累積治癒数:  1,710,974名

(6)重症者数:       4,392名

(7)検査実施件数:13,673,466件

2 1日あたりの新規感染者数が21,063名となり、死者数が258名に達し、いずれも、極めて高い数値で推移しています。

3 本日(11日)の当地における主な新型コロナウイルスにかかる報道については、以下のとおりです。

(1)イラン厚生省報道官の発言

 現在、全ての大都市及び州都を含む257都市がレッドに分類さており、更に、129都市がオレンジ、51都市がイエロー、11都市がブルーに分類される。国家新型コロナウイルス対策本部による承認を受け、レッド及びオレンジの各都市への移動及びこれら都市からの移動が禁止される。報告によれば、健康プロトコールの遵守率は、56%以下であり、未だ低水準である(IRNA)。

(2)テヘラン州の知事の発言

 執行機関では、職員の3分の1の登庁が必要である(ISNA)。

(3)ザーリー・テヘラン新型コロナウイルス対策本部司令官の発言

 過去24時間では、16分毎に市民が亡くなっている。残念なことに、厳格な規制の初日は満足のいくものではなかった。都市は文字とおり閉鎖される必要がある。先週、80万人以上が毎日メトロを利用した。完全な封鎖を実施する必要がある。今経験しているのは、封鎖ではなく、ただ言葉を遊んでいるだけである。唯一の解決策は、完全なロックダウンである(ISNA)。

(4)厚生省副大臣の発言

 新型コロナウイルスの発生傾向は、全国的に上昇しており、テヘランファールス、ザンジャーン、西アゼルバイジャン、東アゼルバイジャン、ホラサーンラザヴィ、南ホラサーン等の一部の州では更に加速している。

(5)国家新型コロナウイルス対策本部報道官の発言

 今後、状況は、イラン暦のアーバン月(10月頃)より悪化する。これまでに経験したことのないピークに近付いている(ISNA)。

(6)テヘラン市議会報道官の発言

 テヘランでの死者数は70名を超えている。新型コロナウイルスと戦う方法はワクチン接種であることが明らかである(ISNA)。

(7)ローハニ大統領の発言

 新型コロナウイルスの第4波の主な原因は、イラクからの英国型ウイルスの侵入である。残念ながら、私たちは、3つの波を経験した。様々な理由で、第4波に突入したが、第4波の防止に全力を尽くしている。フーゼスターン州及びイーラム州の国境から英国型のウイルスが侵入していなかったら、私たちはこの立場になかったであろう。新しい波の第2の原因は、特にノウルーズの2週間前の集会等であり、第3の要因は、ノウルーズ自体である。第4の要因は、アラビア暦のラジャブ月(2月13日から3月14日まで)、シャーバン月(3月15日から4月13日まで)の結婚式が多いことにある。

4 カテゴリーの説明

(1)イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

(2)オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

(3)レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

5 最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

6 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

7 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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