安全情報12月分

【安全情報12月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、先月12月に報じられた皆様の安全に係わる情報の概要をお知らせしています。

1 新型コロナウイルスについて

各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html

各国・地域における新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置と入国後の行動制限措置に関する状況

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

 コスタリカにおいて風評被害を受けた場合、または被害を受けた邦人の情報がある場合には、在コスタリカ大使館までご連絡をいただきますようよろしくお願いいたします。

2 空港検疫で用いる質問票の電子化について

 厚生労働省の発表によると、日本に入国、帰国される際には、新型コロナウイルス感染症の検疫手続きとして、滞在歴や健康状態を記入した「質問票」の提出が必要となっております。これまでは機内で「質問票」が配布されていましたが、今後は電子化され、到着前に「質問票Web」にて入力が可能になるとのことです。

詳細は以下の当館ホームページをご参照下さい。

質問票Web:https://www.cr.emb-japan.go.jp/files/100132980.pdf

サンホセ

「17歳の未成年、手榴弾所持で逮捕」(爆発物所持事件)

 12月1日、アセリ市で、警察が巡回中に、銃を持っている人物を見かけて職務質問をしたところ、所持している銃は盗難届が出されており、持っていたカバンからは手榴弾マリファナ等の麻薬が発見され、逮捕された。逮捕されたのは17歳の未成年だった。

「19歳の女性、遺体で発見」(殺人事件)

 12月5日午後、デサンパラドス市で、19歳の女性が遺体で発見された。女性は8日前から行方不明になっており、麻薬中毒者だったという。なお、遺体はビニール袋に入れられており、首にはホースが巻かれていた。

「29歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月5日午後11時49分、サンホセ市で、29歳の男性が歩道に座っていたところ、男1人が近づき銃で撃って逃走した。被害者は即死。犯人は事件の数時間前に被害者と口論になった男と見られている。

「盗難を行っていた犯罪グループが摘発」(盗難事件)

 12月8日、全国23カ所で家宅捜索が行われ、窃盗を行っていた犯罪グループが摘発された。今回の摘発により、19人が逮捕されており、中には公安警察官が5人も含まれていた。被害状況は、サンホセ県を中心に33件に上り、サンホセ県以外にプンタレナス県でも犯行が行われていた模様。

「50歳の男性、銃撃されるも命に別状なし」(銃撃事件)

 12月10日、サンホセ市で、走行中の車が一時停止した際に、バイクに乗った男2人が車に発砲した。50歳の男性が銃弾2発を受けたが、命に別状はなかった。同乗していた女性は無事だった。被害者は元司法警察官で弁護士。

「26歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月14日午後12時50分、ゴイコエチェア市で、バイクに乗った男2人が小屋に向かって発砲し、中にいた26歳の男性が銃弾を受けて死亡した。犯人は逃走。

「家宅捜索により、麻薬密輸グループを摘発」(麻薬事件)

 12月15日、デサンパラドス市を含む5つの市で、計15カ所の家宅捜索が行われ、麻薬密輸グループが摘発された。メンバー16人が逮捕されたが、その内の1人はグアナカステ県ニコヤ市の裁判官であり、もう1人は同県ラクルス市の警察学校勤務の公安警察官だった。このグループは昨年8月以降、南米から中米や北米に麻薬を密輸していたとみられる。リーダーと見られる36歳の男性は、以前も同じ容疑で逮捕され、服役していた。

「建設会社から1,800万コロン盗まれる」(強盗事件)

 12月19日、クリダバ市の建設会社に、強盗犯2人が押し入り、銃で脅して現金1,800万コロンを奪って逃走した。現金は襲われる直前に、従業員の給料を払うため、会社に持ち込まれたばかりだったという。

サンホセ市のミニスーパーに強盗」(強盗事件)

 12月22日午後9時、サンホセ市のミニスーパーに強盗が入った。その際に銃の撃ち合いとなり、銃弾を受けて入院している21歳と19歳の男性が事件に関与していたと見られている。

「28歳の男性、銃で撃たれて重体」(銃撃事件)

 12月22日の午後5時、コロナド市で、28歳の男性が車で移動中に、バイクに乗った男2人に銃で撃たれて重体。

「27歳の男性、刃物で刺されて死亡」(殺人事件)

 12月24日午後5時、サンホセ市で、27歳のニカラグア人男性が歩いていたところ、男2人が近づき口論になり、ニカラグア人男性は刃物で刺されて間もなく死亡した。

「29歳の男性、銃で撃たれて重体」(銃撃事件)

 12月26日午後6時、ティバス市で車を運転していた29歳の男性が、銃で5発撃たれて重体。同乗者2人は無事だった。

「25歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月27日午後11時、エスカス市のブルーバード・ショッピングモールで、25歳の男性が駐車場で車に乗り込もうとしていたところを、バイクに乗った男2人に銃で撃たれて殺された。

「38歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月28日午前11時、ティバス市で、38歳の男性が道路にいたところ、男2人に銃で撃たれて殺された。

●リモン県

「コカイン密輸で6人逮捕」(麻薬事件)

 12月3日未明、カリブ海沖で不審なボートが警察により発見され、逃走した6人が逮捕された。現場付近からトラックに乗せられたコカイン2,589キロ、マリファナ13グラム、現金28万コロン等が押収された。

武装犯、現金輸送車を襲う」(強盗事件)

 12月11日午後11時、ポコシ市の国道32号線で、現金輸送車が武装した男たちに襲われた。前を走っていたマイクロバスが急ブレーキを踏んだため、現金輸送車が後ろからぶつかり停車したもの。その後、マイクロバスから約7人の男が降り、現金輸送車に乗っていた3人と銃の撃ち合いになった。この3人が車内から出なかったため、犯人たちは斧のようなもので現金が入っている箱をこじ開けようとしたが、偶然パトカーが通りかかったため、現金袋の一部のみ奪って逃走した。現場から約15キロ離れた場所で、逃走に使われた盗難車が発見された。被害総額は約4億コロンと見られている。

「55歳の警備員、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月18日夜、シキーレス市のバナナ梱包工場で、警備員が銃で撃たれて殺され、持っていた銃が奪われた。被害者は55歳の男性。

「道端にいた男性、銃で撃たれる」(銃撃事件)

 12月18日、ポコシ市で、車に乗った複数の人物が、道端にいた男性に発砲して逃走した。警察は後に容疑者を発見したが逃走。

「バナナのコンテナからコカイン893キロを押収」(麻薬事件)

 12月19日、リモン市モイン港から出港する予定だったバナナが入ったコンテナから、893キロのコカインが発見された。今年だけで、複数のコンテナの中から16,159包の麻薬が押収されている。 

「警察官が、マリファナ等を押収」(麻薬事件)

 12月24日午後8時、ポコシ市を巡回中のパトカーが、市内の住宅に強盗が入り銃声も聞こえたという通報を受け、すぐに現場に駆け付けた。銃を持った男性が外におり、住宅に強盗が入ったと供述したため、警官が住宅の中に入ったところ、マリファナが栽培されているのが発見された。その後、住宅から256本のマリファナの苗、800グラムのマリファナ、拳銃4丁、現金600万コロン等が押収された。

「自宅を出たところを銃で6発撃たれて殺される」(殺人事件)

 12月23日午後10時40分、ポコシ市で、34歳の男性が自宅から出たところをバイクに乗った男2人に銃で撃たれて殺された。現場から4キロ離れたところで、犯行に使われたと思われるバイクが焼かれて放置されているのが発見された。

●プンタレナス県

「38歳と43歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月4日午後7時36分、ゴルフィート市で、車で移動中の男性2人が、バイクに乗った男2人に銃で撃たれて殺された。被害者は38歳と43歳の男性。後者には強盗の前科がある。

「麻薬組織のメンバー、警官に発砲されて死亡」

 12月9日未明、オサ市で行われた家宅捜索で、逮捕されそうになった51歳の男性が警察に発砲したため、逆に警察からの発砲を受け死亡した。被害者は、指名手配中の通称「ディアブロ」が率いる麻薬組織のメンバーだった。この家宅捜索は、同市でもう1カ所、ポコシ市で6カ所同時に行われており、計7人が逮捕されている。

「太平洋沖で302キロのコカインを押収」(麻薬事件)

 12月15日、麻薬警察はケポス市から200キロ離れた太平洋沖で、アメリカ沿岸警備隊の協力のもと、302キロのコカインを、移動中のボートから押収した。乗っていたコロンビア人の男性3人が逮捕された。

「48歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月17日夜、プンタレナス市で、48歳の男性が自宅付近で銃で撃たれて殺された。犯人は複数の男で、徒歩で近づき、いきなり銃で撃って逃走したという。

「口論になった後、刃物で刺し逮捕」(傷害事件)

 12月18日午後1時半、パリータ市で、21歳の男性が元恋人の家を訪ねたが、本人ではなく兄が対応したところ、口論になって兄を刃物で刺した。被害者の状態は不明。犯人は間もなく逮捕された。

「ボートからコカインとマリファナを押収」(麻薬事件)

 12月18日、太平洋沖を走行中のボートから、2.6トンのコカインとマリファナが発見された。乗っていたコスタリカ人2人とニカラグア人1人が逮捕された。

「警察から逃げるため海に麻薬を投げ捨てる」(麻薬事件)

 12月27日、プンタレナス市の海で、ボートでマリファナ510キロを運んでいた33歳のニカラグア人男性が、警察から逃げるためにマリファナを投げ捨て、自分も海に飛び込んだ。泳いで岸にたどり着き、海岸で待っていた男性2人と逃走しようとしたが、全員警察に逮捕された。ボートには33歳の男性1人が残されていたが、警察に逮捕された。

●エレディア県

「25歳と32歳の男性、強盗で逮捕」(強盗事件)

 12月1日、エレディア市で、同性を相手とした出会い系アプリを利用し、強盗をしていた25歳と32歳男性が逮捕された。10月に同じ手口の犯行での被害者が少なくとも5人はいる。被害者は待ち合わせの場所で、おもちゃの銃で脅され、所持品を奪われていた。

「17歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月14日午後、サラピキ市で、17歳の男性が友人男性のバイクの後部座席に乗り、人気のない場所に連れて行かれ銃で撃たれて殺された。現場付近の住民の証言によると、バイクに乗った2人が川に近づき、銃声が聞こえた後に容疑者がバイクで逃げ去ったという。警察が駆け付けたところ、17歳の男性が銃で8発撃たれて殺されていた。

「レストランにいた男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月18日の夕方、サラピキ市で、レストランにいた男性が、バイクに乗った2人の男に銃で撃たれて、翌日死亡した。

「21歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月26日午後10時半、バルバ市で21歳の男性が遺体で発見された。遺体は銃で18発も撃たれていた。被害者が同市の学校付近に車を停めたところをバイクに乗った男2人が近づき、運転席側の窓から発砲して逃走した。

「40歳の男性、銃で撃たれて死亡」

 12月26日午後9時半、サラピキ市の道路で、40歳の男性が、バイクに乗った2人の男に銃で撃たれて殺された。

カルタゴ

「男性、刃物で刺されて死亡」(殺人事件)

 12月1日午後1時、カルタゴ市で、男性が刃物で刺されて殺された。犯人はバイクに乗った男2人で、歩いていた被害者に近づいて刃物で腹部を刺して逃走したという。

「33歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月1日午後4時45分、エルグアルコ市で、33歳の男性が銃で撃たれて殺された。一緒にいた男性は無事だったという。

「17歳の男性、鉄パイプで殴られ死亡」(殺人事件)

 12月27日午後6時、カルタゴ市で、17歳の男性が鉄パイプで頭を強打され、病院に運ばれたが間もなく死亡した。被害者と26歳、37歳の男性3人が、他の男性と口論になったが、男性が親戚の家に逃げ込んだ。3人がその家に侵入したため、家主が家の中にあった鉄パイプで17歳の男性と37歳の男性を殴ったという。

●アラフエラ県

サンカルロス市の住宅が銃撃される」(銃撃事件)

 12月4日午後9時、サンカルロス市の住宅が何者かに銃撃された。住宅は少なくとも8発撃たれていたが、中にいた4人は無事だった。

「100万コロン相当のマリファナを押収」(麻薬事件)

 12月4日、サルセロ市とナランホ市の境の道路で、警察の検問に気づいた男が、車の助手席から降りて茂みに逃げ込んだ。警察に間もなく逮捕されたが、男は市場価格100万コロン相当のマリファナが入ったカバンを所持していた。逮捕された男は最近刑務所から出所したばかりだった。

「身元不明の男性、遺体で発見」(殺人事件)

 12月4日午後、サンラモン市のサトウキビ畑で、毛布にくるまった状態で埋められていた遺体が発見された。身元はまだわかっていない。

「27歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月6日夜、アラフエラ市の住宅で、複数の男性が口論となった。2人が住宅から出て車でいなくなったが、他の人物が跡を追い2人に発砲。27歳の男性が銃弾を受けて死亡した。

「31歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月9日午前、サンカルロス市で、31歳の男性が車内で銃で撃たれて殺されているのが発見された。被害者はウーバーの運転手で、所持品が見つからなかったことから、強盗殺人事件と見られている。

「31歳の男性、銃で6発撃たれて重体」(銃撃事件)

 12月12日午後10時43分、リオクアルト市で、バイクに乗っていた31歳の男性が銃で6発撃たれて重体。被害者はニカラグア人男性で、走行中の車から発砲された模様。被害者は以前にも銃で撃たれそうになったところを警察が偶然通りかかったため、無事だったことがあった。

「20代の男性、刃物で刺されて死亡」(殺人事件)

 12月13日午前7時、アラフエラ市で、20代と思われる男性が、刃物で刺されて殺されているのが発見された。

マリファナ5.3キロを押収」(麻薬事件)

 12月18日、アラフエラ市の道路で警察が検問を実施したところ、警察犬が車に警察犬が麻薬があることを探知した。車内を調べたところ、中からマリファナ5.3キロが発見され、車に乗っていた2人は逮捕された。

●グアナカステ県

「20歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 12月6日、カリージョ市で、不法滞在中のニカラグア人男性(20歳)が男と口論になった後、銃で撃たれて殺された。

「覆面男が男性を射殺」(殺人事件)

 12月19日夜、ラクルス市で、覆面をした男2人が51歳の男性宅を訪れ、自宅の外にいた男性に対し、いきなり発砲し殺害した。

「外国人からコカイン19キロを押収」(麻薬事件)

 12月27日、ラクルス市の公園で、巡回中の警官が不審な男女を発見し職務質問した。2人はグアテマラ旅券を提示したが、旅券には入国スタンプの押印はなく、持っていたカバンから19キロのコカイン(8,700万コロン相当)が発見されたため、2人は逮捕された。

「37歳の男性、強盗事件の容疑者として逮捕」(強盗事件)

 12月30日、リベリア市で、客を装ってタクシー運転手を襲っていた37歳の男が警察に逮捕された。10月30日に同市で起きた強盗事件の容疑者として逮捕されたが、他の強盗事件にも関与していると見られている。

【お問い合わせ先】

コスタリカ日本国大使館 領事班

Tel:(506)2232-1255 Fax:(506)2231-3140

E-mail:embjapon@sj.mofa.go.jp

URL:http://www.cr.emb-japon.go.jp/japones/index-j.htm

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