【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その132:新規感染者数等が高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数が6,390名、重症者数が5,039名に達しました。いずれも、引き続き高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(31日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:    6,390名(うち702名が入院)

(2)累積症例件数:1,225,143名

(3)新規死者数:       128名

(4)累積死者数:    55,223名

(5)累積治癒数:   988,838名

(6)重症者数:      5,039名

(7)検査実施件数:7,620,667件

2 1日あたりの新規感染者数が6,390名、重症者数が5,039名に達しました。いずれも、引き続き高い数値で推移しています。

3 本日(31日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言 

● 感染警告情報:4都市(サーリー、アーモル、ラームサル、サヴァードクー・ショマーリー)がレッド状態、63都市がオレンジ状態、381都市がイエロー状態(変更あり)

(2)ローハニ大統領(新型コロナウイルス対策本部専門委員会会合)

●最近数か月間の経験を考慮すれば、安定的かつ適切な状況に到達し、それを一つの生活様式とするためには、コロナ対策施策の有効度を個別に、具体的指標によって明確化し、この指標に基づいてコロナ対策の包括的計画を補完していくことが必要である。

●(衛生・治療委員会に対して)過去一年間にわたり各職種に対して課した規制について、包括的計画の枠組みの中で現在の状況に適しているか、ノウルーズが近づくにあたってそれら職種がその活動のプロセスをふめるよう見直しを行うこと。また、過去9か月間にわたって閉業となっていた職種について、どのような状況において彼らは活動を再開できるのか検討されなくてはならない。

●衛生・治療委員会と広報委員会は執行本部と協力し、引き続き人々に対する広報を行い、また、彼ら国民が国の医療従事者に対し協力していくよう努力を行っていかなくてはいけない。

●(国民に対して)衛生に関する指示に従うことで、イランの医療従事者を支援し、彼らの負担を軽減してほしい。

●(変異種ウイルスがイランに入るのを防ぐため、陸海空いずれにおいても厳しい国境管理が必要であると強調して)国は常にこの感染症を管理するために必要な用意を具え、これを正確に観測しなくてはならない。

(3)ヴァーエズィ大統領府長官

●COVAXの枠組みで1650万本のワクチンの購入契約が結ばれており、また、現在中国から約400万本のワクチンを購入するための合意を結ぼうとしている。

(4)ライースィ国家新型コロナウイルス対策本部報道官

キューバとワクチンの共同開発を行うための調整が行われている。

●ワクチンを輸入する上でのイランの重要な条件は、WHOが認可していること、臨床試験の段階でないということである。

(5)国家航空機関 航空・国際担当次長

●現在、英国からのフライトは1月3日まで受け入れないこととしているが、国家新型コロナウイルス対策本部が要請すれば、この(受け入れ)停止は延長される。

4 カテゴリーの説明

(1)イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

(2)オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

(3)レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

5 最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

6 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

7 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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