【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その125:新規感染者数等が高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数が9,594名、重症者数が5,760名に達しました。新規感染者は、約1月振りに10,000名を下回りましたが、いずれも、引き続き高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(11日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:    9,594名(うち1,408名が入院)

(2)累積症例件数:1,092,617名

(3)新規死者数:       232名

(4)累積死者数:    51,728名

(5)累積治癒数:   787,853名

(6)重症者数:      5,760名

(7)検査実施件数:6,611,783件

2 1日あたりの新規感染者数が9,594名と、重症者数が5,760名に達しました。新規感染者は、約1月振りに10,000名を下回りましたが、いずれも、引き続き高い数値を示しています。

3 当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言

 現在、34の郡がレッド、260の郡がオレンジ、154の郡がイエローの状態にある(※昨日から変化なし)。

(2)ガズビーン医科大学衛生担当副学長の発言

ア ガズビーン州における死者数及び新規入院患者数は、制限措置の実施前後でそれぞれ15%及び30%低下している。

イ 重症患者150名が同州内の病院のICUに入院しているおり、医療スタッフは彼らの快復に全力を尽くしている。

(3)ゴラーミー・イスファハンコロナウイルス対策本部報道官の発言

ア 現在(イスファハン州では)、21都市がオレンジ状態、2都市がイエロー状態であり、ナタンズはレッド状態にある。

イ ナタンズでは、往来の制限に加えて、グループ1の職種は活動可能であり、その他のグループの職種は活動が許されていない。

ウ 同州のレッド地域及びオレンジ地域では、21:00〜4:00の往来の制限が行われるとともに、その都市以外のプレートを付けた自動車のレッド地域及びオレンジ地域への乗り入れが禁止されている。

エ レッド地域のプレートを付けた自家用車の他都市への入域、及びその都市以外のプレートを付けた自家用車のレッド地域への入域は禁止されており、1,000万リアルの罰金が科される。

オ オレンジ地域のプレートを付けた自家用車の他都市への入域、及びその都市以外のプレートを付けた自家用車のオレンジ地域への入域も禁止されており、500万リアルの罰金が科される。

カ レッド地域では労働者の1/3、オレンジ地域では1/2、イエロー地域では2/3のみが出勤しなければならない。

キ (レッド地域及びオレンジ地域における)21:00〜4:00の往来に対しては、200万リアルの罰金が科される。

4 カテゴリーの説明

(1)イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

(2)オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

(3)レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

5 最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

6 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

7 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

※ このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

※ 「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete