スロバキア国内における新型コロナウイルス関連情報(営業規制及びイベント開催規制)

 12月9日、スロバキア政府は、同月11日以降の営業規制及びイベント開催規制に関する措置を決定しました。同9日付公衆衛生局布告の概要は以下のとおりです。

これに伴い、営業規制等に関する11月24日付公衆衛生局布告は撤廃されます。

●公衆衛生局布告の原文(9日付官報100〜105頁:スロバキア語)

https://www.uvzsr.sk/docs/info/ut/ciastka_22_2020.pdf

 12月11日以降、以下の営業規制及びイベント開催規制が導入される。

1 遊泳場、ウェルネスセンター(サウナ、スパ等。湯治施設を除く)の営業を禁止。フィットネスセンター及びプールについては営業を認めるが、入場できるのは最大6名まで。

2 小売店及びサービス業は、客及び従業員に対して以下の衛生基準を遵守させなければならない。

(1)屋内・屋外に関わらず、店内では口と鼻を覆う(例:マスク、マフラー、スカーフ等を利用)。

(2)入店の際に手の消毒を行うか、使い捨て手袋を着用する。

(3)店舗の全ての入り口で、上記2(1)及び(2)の衛生基準遵守について周知する。

(4)頻繁に換気し、定期的な消毒を行う。

(5)行列に並ぶ際、同世帯以外の他人との間隔を2メートル以上空ける。

(6)15平方メートルあたり1名のみ入店が許可される。ただし、保護者同伴の14歳未満の子供は対象外。

(7)トイレにハンドソープと紙ナプキンを設置する。トイレは1時間ごとに清掃する。

飲食店の営業については、以下の規則を遵守すること。

(1)宅配サービス及び窓口販売のみ営業可(屋内及びテラス席での飲食は禁止)。

演劇、コンサート、映画、その他舞台芸術を上演する際には、以下の規則を遵守すること。

(1)観客は着席すること。

(2)観客同士の席が隣り合わないよう、あるいは一列ごとに空席を設けるようにしてチケットを販売すること。

(3)37.2度以上の熱がある者の入場を禁止。

(4)飲食禁止。

ショッピングセンターの営業については、以下の規則を遵守すること。

(1)体温が37度を超える者は入店不可。

(2)飲食物は持ち帰り用に包んで提供する。ショッピングセンター内での飲食は禁止。

ロープウェイ、ケーブルカー、スキーリフトの営業については、以下の規則を遵守すること(本措置は14日以降適用される)。

(1)ロープウェイの乗車可能人数は、1名又は1世帯のみに制限される。

(2)利用客は、72時間以内に発行された抗原検査又はPCR検査の陰性証明書を提示する必要がある(10歳未満の子供は除く)。

宿泊施設の営業については、以下の規則を遵守すること(本措置は14日以降適用される)。

(1)利用客は、72時間以内に発行された抗原検査又はPCR検査の陰性証明書を提示する必要がある(10歳未満の子供は除く)。

(2)公共スペースでの飲食は禁止。

3 食料品店及びドラッグストアにおいては、月曜日から金曜日の午前9時から午前11時までは65歳を超える客のみ入店が認められる。

4 6名を超える人数が同時に集まるスポーツ、文化、レクリエーション、社交等のイベントの開催が禁止される。以下の場合は、別途定められた衛生基準を遵守することで、開催禁止措置の対象外とする。

(1)イベントの参加者全員が、12時間以内に発行されたPCR検査又は抗原検査の陰性証明書をイベント開始時に提示する場合。ただし、イベント開始の48時間前までに、地元の公衆衛生局地方事務所に届け出る必要がある。

(2)ミサ、堅信式、葬式及び結婚式。

(3)国家機関及び地方自治体の会合、法律に基づいて行われる会合。

(4)選挙。

(5)演劇、コンサート、映画、その他舞台芸術の上演。ただし、上記2の規則を遵守すること。

(6)アイスホッケー、サッカー、ハンドボール、バレーボール及びバスケットボールのトップリーグの試合。アイスホッケー、サッカーの2部リーグの試合。ただし、無観客で開催すること。

 過去の措置などに関する当館発信情報については,以下をご覧ください。

●当館ホームページ「新型コロナウイルス関連新着情報」

https://www.sk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00015.html

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