【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その116:新規感染者数等が極めて高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数が13,621名となり、重症者数が5,828に達し、いずれも、引き続き極めて高い数値を示しています。感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(2日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:   13,621名(うち2,246名が入院)

(2)累積症例件数:  989,572名

(3)新規死者数:       362名

(4)累積死者数:    48,990名

(5)累積治癒数:   688,054名

(6)重症者数:      5,828名

(7)検査実施件数:6,212,694件

2 1日あたりの新規感染者数が13,881名となり、また、重症者数が5,840名に達し、いずれも、引き続き極めて高い数値を示しています。

3 本日(2日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言

現在、64の郡がレッド、278の郡がオレンジ、106の郡がイエローの状態にある。

(州別感染警告情報なし)

(2)ローハニ大統領発言(1日国家新型コロナウイルス対策本部専門委員会会合)

●衛生指示の遵守に関する市民の望ましい協力が継続すれば、すぐにも、様々なレッド状態のエリアの状況はより適切なものとなっていくだろう。

●衛生に関する指示が守られないことは人々の生活に危害をもたらし得るのであり、これ(遵守しないこと)が新たな規制につながることに疑いはない。

●対策本部執行部は、罰金措置の実施とその一般への告知に真剣に取り組まなくてはならない。これに関する怠慢は受け入れられない。

(この会合では、イランの最新の感染状況について検討が行われた。提出された報告によれば、アーザル月1日(11月21日)の時点でレッド状態とされた160のエリアのうち、64の郡がレッドの状態(テヘラン州はピーシュヴァのみ)。この他、278の郡がオレンジ、106がイエロー)

(3)ライースィ国家新型コロナウイルス対策本部報道官発言

●現在、64の郡がレッド、278の郡がオレンジ、106の郡がイエローの状態。

●レッド状態のエリアについては、もう一週間、警告3のレベルの規制が維持される予定であるが、あらためて発表する。

●オレンジ状態においては屋内商店街や式場、文化・宗教施設といった一部をのぞき、すべての職種が活動できる。

●行政機関については、二分の一の職員が出勤できる。

●オレンジのエリアにおける21時から翌4時の交通規制については、土曜日に決定を行う。

・イエロー地域:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

・オレンジ地域:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

・レッド地域:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

(4)ゾルファガーリ国家新型コロナウイルス対策本部社会・治安委員会委員長発言

●夜間の(交通)規制は、年内(イラン暦の本年末は2021年3月20日)継続される可能性がある。

4 感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

5 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

6 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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