テロの動機が排除されない刺傷事件の発生について(11月24日)

●11月24日午後、ティチーノ州ルガーノ市の百貨店(「Manor」)において刺傷事件が発生しました。

●犯人は逮捕されましたが、テロの動機が排除されないとして、スイス連邦の当局が捜査しております。

●不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、人が多く集まる場所やテロの標的となりやすい場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全の確保に十分注意してください。

1 11月24日午後2時前に、ティチーノ州ルガーノ市の百貨店(「Manor」)において、28歳のスイス人女性による刺傷事件が発生し、女性2人が負傷しました。犯人は直ぐに取り押さえられ、治安当局により逮捕されました。

 詳しくは、次のティチーノ州警察発表プレスリリース(イタリア語)をご確認下さい。

https://www4.ti.ch/di/pol/comunicazioni/comunicazioni-di-emergenza/dettaglio-comunicati-stampa/?user_polizia_pi1%5BnewsId%5D=189261

 このプレスリリースの中でティチーノ州警察は、テロの動機が排除されないと発表しており、連邦検察庁や連邦警察庁(Fedpol)が捜査に乗り出しています。

 ティチーノ州政府は、最も深刻な事案であり、ティチーノ州での刺傷事件について連邦当局が動き出すのは初めてのことであると述べています。

2 フランスやイギリスでは、テロへの脅威度を引き上げ、警戒を強めています。また、ジュネーブ州警察も、2015年のパリ同時多発テロ事件以来、欧州、特にスイスにおけるテロへの脅威が再び高まっているとの見解を示しています。

3 今回の刺傷事件は、在留邦人の皆様もよく利用される、スイス各地にある百貨店(「Manor」)で発生しました。

4 つきましては、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、スイス当局から、人との接触や外出の抑制が呼びかけられていますが、人が多く集まる場所やテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設、フランス等欧米諸国の関係施設、公共交通機関、観光施設、デパートや市場、宗教施設など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全の確保に十分注意してください。

 なお,何らかの邦人被害情報等に接した場合には,当事務所までご連絡ください。

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