【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その105:新規感染者数が6日連続13,000名前後の極めて高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数が6日連続13,000名前後の極めて高い水準で推移しています。また、重症者数が5,778名に達し、過去最悪の数値を更新しました。感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

●本21日から2週間、21時から翌朝4時までの往来禁止が実施される旨、発表されましたので、ご注意ください。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(21日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:   12,931名(うち2,155名が入院)

(2)累積症例件数:  841,308名

(3)新規死者数:       431名

(4)累積死者数:    44,327名

(5)累積治癒数:   596,136名

(6)重症者数:      5,778名

(7)検査実施件数:5,747,325件

2 1日あたりの新規感染者数が6日連続13,000名前後の極めて高い水準で推移しています。また、重症者数が5,778名に達し、過去最悪の数値を更新しました。

3 本日(21日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言

州別感染警告情報

【レッド状態】

テヘランイスファハン、コム、東アゼルバイジャン、南ホラサーン、セムナーン、ガズヴィーン、ロレスタン、アルダビール、フーゼスタン、ケルマンシャー、コフギルイェ・ボイェルアフマド、ギーラーン、ブシェール、ザンジャーン、イーラーム、ホラサーン・ラザヴィ、マーザンダラン、チャハールマハール・バフティヤーリ、アルボルズ、西アゼルバイジャン、マルキャズィ、ケルマーン、北ホラサーン、ハマダン、ヤズド、クルディスタン

【オレンジ及びイエロー状態】

ホルモズガン、ファールス、ゴレスタン、シスタン・バルチスタン

(昨日から変更なし。)

・イエロー地域:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

・オレンジ地域:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

・レッド地域:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

新型コロナウイルスに感染する理由の一部に、家族内での集まりに参加することが挙げられる。家族内や閉鎖環境内での集まりは、新型コロナウイルスに感染する可能性を増大させる。寒くなってきたことを考慮し、親愛なる国民に対し、閉鎖環境で行われる行事に参加することを控えることを要請する。

(2)ライースィ国家新型コロナウイルス対策本部報道官

●本日(11月21日)から160のレッド状態の都市、208のオレンジ状態の都市及び80のイエロー状態の都市で制限が始まった。

(3)ローハニ大統領(於:国家新型コロナウイルス対策本部会議)

●この閉業の真の目的は、このウイルスの感染をコントロールし、最小限に抑え込むこと、そして入院の必要がない治療を実施し、隔離されるべき人々を監督下に置くためにも、感染者をより速やかに特定することである。群衆や往来を減らす必要があり、そのためにも一部の場所では閉業措置を取らねばならなかった。

●もしすべての人々が(衛生上のプロトコールを)順守するならば、2週間の閉業措置は10日に短縮されるかもしれず、もし順守しなければ、(2週間で)望ましい目標点に達しないであろう。

●外出する際は、国民カードか、国民番号が記載されている有効な身分証を携帯すべきである。それは、感染者を公共交通機関や、職場や商業施設に入れないためである。

4 感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

5 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

6 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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