熱帯暴風雨IOTAの接近に伴う注意喚起

 カリブ海沖で新たに形成された熱帯暴風雨IOTA(イオタ)が当国に接近しています。グアテマラ政府は、IOTA(イオタ)は来週17日(火)から18日(水)にかけて当国に上陸し、暴風雨による甚大な被害をもたらす恐れがあると発表しています。暴風雨が接近・通過している間、不要不急の外出を控えるとともに、河川の氾濫や土砂崩れ、主要道路の封鎖・寸断や停電・断水といった二次被害にも十分にご注意ください。

 特に、先の熱帯低気圧ETA(エタ)の影響で、国内北東部・北部の多数の県において災害事態宣言が発令され、大規模な洪水や地滑り、土砂崩れ、橋梁の崩落、幹線道路の寸断等の被害がありました。宣言が発令されていない地域でも、河川が増水したままであったり、地盤が緩くなっている可能性が高いです。新たな暴風雨IOTAも熱帯低気圧ETAと同じような進路を取ると予想されており、すぐにでも甚大な被害に繋がる恐れがありますので、これらの地域に滞在中の方は、暴風雨が過ぎ去るまで山道や河川から離れて過ごすなど、十分にご注意ください。

ETAの被害により災害事態宣言が発令中の地域>

アルタ・ベラパス県、イサバル県、キチェ県、ペテン県、サカパ県、ウエウエテナンゴ県、チキムラ県、エル・プログレソ県、フティアパ県、サンタ・ロサ県

<災害事態宣言は発令されていないものの被害が出た地域>

ハラパ県、バハ・ベラパス県、ケツァルテナンゴ県、サン・マルコス県、グアテマラ県、エスクイントラ県、サカテペケス県、スチテペケス県

 本領事メールは、「在留届」および「たびレジ」に届けられたメールアドレスに自動的に配信されています。

グアテマラ日本国大使館

電話:2382-7300(代)