在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(10月29日)

 10月29日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 カザフスタン国内感染者数等

●感染者累計数は111,110名です。

●死亡者累計数は1,825名です。

●快復者累計数は106,059名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎患者累計数は37,379名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎死亡者累計数は397名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎快復者累計数は28,659名です。

(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

https://www.coronavirus2020.kz/ru

(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する発表及び報道は以下のとおりです。

(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●10月27日に新規に確認された感染者数は148名です。

●10月28日に新規に確認された感染者数は268名です。

(2)検疫・医療等

●東カザフスタン州で制限措置の導入に関する新たな主任衛生医師令が署名されたところ、概要は以下のとおりです。 

◎集会・行事の禁止措置は継続される。娯楽施設及び州内の都市間・地区間を移動する交通機関の営業は禁止される。

◎一つの家族を除き、個人単位ないしは三人以下で、マスク着用義務とソーシャル・ディスタンスの確保を順守することを条件に、小広場、公園、広場、河川敷及び遊歩道を訪問することが許可される。

◎全ての外食店は、30席以下の混雑率で、隣り合うテーブル同士が2メートル以上のソーシャル・ディスタンスを確保し、一つのテーブルに4〜6名以上座らず、大規模行事、家族・集団の行事等を実施せず、営業時間は9:00から22:00まで、日曜日と祭日は営業停止としなければならない。

◎食料品店、(ミニマーケット、スーパーマーケット、ハイパーマーケット等の)食料品売り場は、営業時間を22:00までとする。例外は薬局及び薬品小売りチェーンである。

◎食料品・非食料品市場(屋内の営業時間は9:00から17:00まで、屋外の営業時間は9:00から18:00まで)は、混雑率を30%以下に、訪問客一人あたり4平方メートル以上の距離をとり、体温検査を実施、マスク着用義務及びソーシャル・ディスタンス確保を順守、日曜日と祭日は営業停止としなければならない。

◎2,000平米までの面接を有する商業施設及びそれ以上の施設(食料品店、デパート、ブティック、商業チェーン、商業娯楽センター)は、施設内にある食料品スーパーと薬局を除き、営業時間は9:00から21:00まで、日曜日と祭日は営業停止、混雑率は30%以下に、訪問客一人あたり4平方メートル以上の距離をとり、体温検査を実施、マスク着用義務及びソーシャル・ディスタンス確保を順守しなければならない。

◎医療センター及び歯科クリニックは、予約制とし、営業時間は8:00から18:00までとしなければならない。

◎洗車場、技術サービスセンター、自動車修理場、日用品修理施設、クリーニング、洗濯屋等の市民サービスを提供する施設は、平日及び土曜日の営業時間は9:00から18:00まで、日曜日及び祭日は営業停止としなければならない。

◎ビジネスセンター(保険会社、弁護士事務所、公証人役場、会計士事務所、コンサルタント事務所、不動産会社、広告会社、司法書士事務所等のサービス業)は、平日及び土曜日の営業時間は7:00から19:00まで、日曜日及び祭日は営業停止としなければならない。

◎州内の都市及び集落の公共交通機関は、ピーク時にバスの台数を増やし、終着駅で車体の消毒するとともに全てのドアを開けて喚気を実施し、営業時間は6:00から23:00まで、運転手、車掌、乗客によるマスク着用を順守させなければならない。車内でのマスク着用の監督は運転手と車掌の責任とする。

●10月28日以降、カザフスタン・中国の「バフティ・ポキトゥ」陸路国境検問所が輸送業の運転手を対象に開放されます。

◎中国側は、「カルジャト・ドゥラティ」及び「マイカプチャガイ・ズィムナイ」陸路国境検問所を輸送業を対象に開放することを検討しています。

(3)生活情報

●10月26日以降、アルマティ市の映画館が営業を再開します。

◎営業時間は10:00から22:00までとなります。

◎チケットの販売は可能な限りオンラインで実施されます。

◎チケットの料金は1000〜3000テンゲです。

◎混雑率は30%以下、一回の上映あたり50名までとなります。

◎体温検査及び消毒等が実施されます。

◎ソーシャル・ディスタンスを確保するべく、観客同士が隣り合わないように座席が配置されます。

●アルマティ州では感染状況の悪化を受けて、10月29日7:00以降、制限措置が強化されます。

◎映画館、ナイトクラブ、カラオケ、プール、娯楽施設及び子供用施設の営業が停止されます。

◎市民サービスセンター及び洗車場の営業時間は午後6時まで短縮されます。

◎公衆浴場の混雑率は50%以下、トレーニング施設は30%以下となります。

◎レストラン、カフェ、バー、食堂等の外食店は、平日のみ営業が許可されます。休日及び祭日は配達のみ許可されます。 

◎15名以下の当直クラスを除き、全ての就学前児童施設の営業が禁止されます。

◎一つの家族を除く3名以上の移動を引き続き禁止されます。65歳以上の者が外出することも引き続き制限されます。

◎国内のスポーツチームが練習することは許可されます。トーナメントの開催は観客なしで行われます。

◎休日及び祭日は、2,000平米以上の面積を有する商業施設等の営業が停止されます。例外は、施設内にある食料品スーパー及び薬局です。休日及び祭日は、屋内の食糧品・非食料品市場の営業が停止されます。

◎検疫期間中に活動している国家機関及びあらゆる形態の企業は、これまでの50%ではなく、60%の職員をリモート・ワークに移行させなければならない(職員配置表に従って30名以上)。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047