在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(10月23日)

 10月23日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 カザフスタン国内感染者数等

●感染者累計数は110,086名です。

●死亡者累計数は1,796名です。

●快復者累計数は105,493名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎患者累計数は36,567名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎死亡者累計数は391名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎快復者累計数は28,390名です。

(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

https://www.coronavirus2020.kz/ru

(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する発表及び報道は以下のとおりです。

(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●10月19日に新規に確認された感染者数は115名です。

●10月20日に新規に確認された感染者数は143名です。

●10月21日に新規に確認された感染者数は141名です。

●10月22日に新規に確認された感染者数は179名です。

(2)検疫・医療等

エスマガムベトヴァ保健省衛生疫学管理委員長は、カザフスタンにおけるコロナウイルス感染が過去一週間で1.2倍になった旨発表しました。

エスマガムベトヴァ保健省衛生疫学管理委員長によると、10月6日付け国家主任衛生医師令により国境通過の条件が厳格化されて以降、国際航空便でカザフスタンに到着した乗客数は34,446名です。このうちCOVID-19PCR検査陰性証明書を所持していなかったのは5,925名で、全員が検疫所で検査を受けた後、19名に陽性結果が確認されました。陽性結果が確認された乗客の出発国は、トルコ、UAE、ベラルーシ、ロシア及びエジプトです。

カザフスタン政府は、コロナウイルス感染状況を考慮して10月26日以降、国際航空便の便数を削減することを決定しました。

◎便数が削減される国及びその便数は以下のとおりです。

・UAE(週24便から16便へ)

ベラルーシ(週9便から4便へ)

・ドイツ(週6便から4便へ)

ウクライナ(週3便から1便へ)

カザフスタンに入国する全ての乗客は、COVID-19PCR検査を受けることが義務付けられます。

◎また体温検査、ソーシャル・ディスタンス確保、マスク着用等の順守が義務付けられます。

◎外国からカザフスタンに到着する全ての乗客は、到着3日以内に入手したCOVID-19PCR検査陰性証明書を所持していなければなりません。

●国立検査センターは、COVID-19PCR検査費用を8,025テンゲまで値下げしました。

◎PCR検査は10か所の同センター州支部で受けることができます。

◎下記サイトでの事前登録が必要です。

(当館注:実際の利用に際しては、同センターにお問い合わせください。メール:info@nce.kz。電話:+7(7172)55-49-21)

https://nce.kz/services/covid-2019/

●キヤソフ国家主任衛生医師が新たな医師令を発表したところ、概要は以下のとおりです。

◎本医師令は、カザフスタンの国境通過地点におけるコロナウイルス感染症予防のための更なる措置強化に関するものである。

◎各州、アルマティ市、ヌルスルタン市、シムケント市の知事・市長、保健部長、中央省庁、運輸衛生疫学管理部に以下を命じる。

カザフスタンに空路で入国した者に対し以下の措置を執ること。

カザフスタンに入国する全ての者は、到着前3日以内に発行されたPCR検査によるCOVID-19陰性証明書を提出することが義務付けられる。ただし、証明書を持っている者と随行する5歳未満の幼児、カザフスタンの政府代表団、カザフスタン外務省によって招待された外国及び国際機関の代表団、カザフスタン国内で正式に認められた外交代表機関、領事部、国際機関の代表部の職員とその家族、航空会社の乗務員を除く。

カザフスタンに空路で入国する者に関する制限措置は、現医師令第1項に基づいて行われるが、カザフスタンの政府代表団、カザフスタン外務省によって招待された外国及び国際機関の代表団、カザフスタン国内で正式に認められた外交代表機関、領事部、国際機関の代表部の職員とその家族、航空会社の乗務員を除く。

・次に国際線への乗り換えを控えている乗客は、トランジットゾーンから外れてはならず、最終到着地で制限措置を受ける。

カザフスタン共和国内で正式に認められた外交代表機関、領事部、国際機関の職員とその家族は、居住地もしくは到着地でCOVID-19のラボ検査を受ける。彼らはCOVID-19で生じうる症状についての説明を受け、本医師令第3条に基づく受領書を受け取る。

◎本医師令は、鉄道、海路、河川交通、陸路によって国境を通過してカザフスタンに入国する者に関する措置の実施も規定する。

◎航空会社の長は、以下を保障しなければならない。

・証明書を持たないカザフスタン国民ではない乗客を飛行機に搭乗させないこと。

・運航の際に乗客と乗務員に問診票の記入を実施し、全て記入されていることを確認し、記入漏れがある場合は完全に記入させること。

・記入された問診票、誓約書、申告書を即時に到着空港の衛生疫学地点の専門家に提出すること。

・チェックイン、搭乗、降機にあたり、乗客間の安全距離(1メートル以上の確保及びマスク着用を遵守すること。

・航空機運航時に個人防護用物資(マスク・手袋)、手指の消毒液、感染症対策資材があることを確認すること。

・飛行機運航時には乗客の移動を制限し、トイレに人が並ぶことを禁じること。

・従業員は個人防護(医療用マスク、手袋)をしたうえで業務にあたること。

・航前に乗務員に体温の変化があった場合、医学的な観察を行うこと。

・定期国際航空便の再開前に、飛行機の空調、換気システムの検査、フィルターの交換を行うこと。

(3)生活情報

●省庁委員会の決定により、国内でコロナウイルス感染状況が比較的安定している州では映画館、商業センター及び屋内市場等の営業が制限付きで再開されます。

◎10月24日以降、商業センター、デパート及び屋内市場が毎週土曜日17時まで営業します。

◎10月26日以降、映画館は混雑率30%以下でソーシャル・ディスタンス維持とマスク着用義務を順守することを条件に営業が再開されます。

◎就学前児童施設、ビリヤード場、コンピュータークラブ、娯楽施設、宴会場、ナイトクラブの営業は引き続き禁止されます。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047