ドイツにおける防疫対策（フランクフルト市におけるコロナウィルス関連制限措置の延長及び追加）

●フランクフルト市は，同市における感染拡大及び，１４日に連邦と州で合意された事項を踏まえ，１０月９日より適用された措置を１０月３１日まで延長することを決定しました。

●加えて，同市は，１０月１９日から有効となる，追加措置を導入することを決定しました。

１．１０月１５日，フランクフルト市は，最近の感染拡大を踏まえ，現在有効なコロナウィルス関連制限措置を１０月３１日まで延長することを決定しました。加えて，以下の措置を１０月３１日まで導入することを決定しました。

（１）市内の商店街のみならず，市中心部（具体的には，Anlagenringと通称される，Taunusanlage, Bockenheimeranlage, Eschenheimer Anlage, Friedberger Anlage及びObermainanlageで囲まれる地域並びにザクセンハウゼン側のマイン川沿いの地域）でのマスク着用義務。

（２）飲食店の法定閉店時間（２３時から６時）までは，アルコールの販売禁止。

（３）第５学年以上の学校において，授業中１．５メートルの対人間隔が確保できない場合のマスク着用義務。体育の授業は，可能な限り，身体的接触がない形で屋外で行われる。

（４）プロスポーツ競技は，観客なしで実施される。

（５）公的な行事は，最大１００名までとする。保健所と衛生コンセプトを合意する場合のみ，例外が認められる。

（６）公共の空間での接触及び私的な集まりは１０人まで可能。私的な集まりが個人宅で行われる場合は，最大２世帯まで。

（７）宗教的行事では，１．５メートルの対人間隔が確保できない場合は，マスク着用義務。

２．詳細は，以下の同市発表（独語）をご覧ください。

https://frankfurt.de/aktuelle-meldung/Sondermeldungen/Verwaltungsstab-beschliesst-weitere-Massnahmen

【参考】

■外務省海外安全ホームページ（ドイツ）

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_165.html#ad-image-0

■在ドイツ日本国大使館ホームページ（新型コロナウイルスに関する最新情報）