新型コロナウイルス関連情報(10月9日 クロアチアにおける感染状況)

●10月9日午前10時時点、クロアチアにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は19,446名(+457)、累計治癒者数は16,695名(+222)、累計死者数は313名(+3)です。これまでに、348,950件(+4,417)の検査が行われています。※カッコ内の数字は前日比です。

クロアチアでは、10月9日午前10時時点で、2,438名の患者がいる状況です。

●昨日(10月8日)の新規感染者数の急増について、ベロシュ保健相は、感染防止措置を遵守せずに行われている私的・公的な集会が、感染の主な原因となっている旨指摘するとともに、個人の責任ある行動を呼びかけています。

クロアチア政府は、集会の制限及びマスク着用の義務化に関する新たな措置を検討しています。この措置は、来週にも適用されるとのことです。

クロアチアに滞在する邦人の皆様におかれましては、身体的距離の確保や手洗い等を励行し、引き続き感染防止に努めてください。

○10月8日、ベロシュ保健相は、同日の新規感染者数の記録的な増加について、「疫学的措置を遵守せずに行われる私的及び公的な集会が、最近の主要な感染源となっており、本日の記録的な増加は、ある程度予想されていた。」と述べました。さらに、同相は、「集会や親族の集まりに軽度の症状がある人々が参加することが、ホットスポットが生まれる主要な原因となっている。現在、こうしたホットスポットは、ほぼ全国に、いくつも存在している。」とし、「この傾向は、しばらく続くだろう。公共の場所や日常生活において対策措置が遵守されない事態が続くのであれば、なおさらである。措置を遵守せず、呼吸器感染症の症状を無視することは、特に好ましくない行動であり、このような状況下では、責任ある行動が必要で

ある。」と述べました。

○同日、プレンコビッチ首相も、「私たちは、経済活動を維持していく。経済は、止まってはならない。しかし、そのためには、私たち1人1人が責任を持ち、自制しなければならない。個人の快適さを少し我慢することにより、正常な労働と健康がもたらされる。それこそ、この戦いにおける勝利の方程式である。」などと述べました。

クロアチア政府は、他者との身体的距離を確保するよう呼びかけています。具体的には、屋外で1メートル、屋内で2メートルの距離を取ることを求めています。

クロアチア公衆衛生局は、感染予防策として、

・定期的に石けんで手を洗う、又は、アルコールベースの除菌剤を使用すること。

・咳やくしゃみをするときは、肘やティッシュで鼻と口を覆い、使用したティッシュはゴミ箱に捨て、手を洗うこと。

・顔、特に、口や目を触らないこと。

・握手や至近距離での会話をしないこと。

・部屋を換気すること。

などを推奨しています。

【参考情報】

クロアチア政府の新型コロナウイルス関連ウェブサイト

https://www.koronavirus.hr/

クロアチア市民保護本部ウェブサイト

https://civilna-zastita.gov.hr/

●欧州疾病予防管理センター(ECDC)ウェブサイト(※ EU加盟国等の過去14日間の人口10万人当たりの新規感染者数等)

https://www.ecdc.europa.eu/en/cases-2019-ncov-eueea

新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸)

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

新型コロナウイルス感染症に関する情報リンク(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

【問い合わせ先】

クロアチア日本国大使館 領事班

住所:Boskoviceva 2, 10000 Zagreb, Croatia

電話:+385-(0)1-4870-650

ファックス:+385-(0)1-4667-334

メール:consul@zr.mofa.go.jp

ホームページ:https://www.hr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete