オリヴィエ・ヴェラン連帯保健大臣の記者会見(10月8日)

8日、オリヴィエ・ヴェラン連帯保健大臣が記者会見を行い、新型コロナウイルスを巡る最新状況に関して概要以下のとおり述べたところ、ご参考までにお知らせします。

1 会見の目的は、透明性、予見可能性、(人々への)責任意識向上の3点である。残念ながら、フランスの感染状況は悪化し続けている。発生率は約116人/10万人、R値は約1.1〜1.2、陽性率は約9%である。

2 10日(土)朝からリール、グルノーブル、リヨン、サン=テティエンヌが警戒最大化ゾーンへ移行し、ディジョン、クレルモン=フェランが警戒強化ゾーンへ移行する。

3 トゥールーズモンペリエも間もなく警戒最大化ゾーンへ移行する可能性がある。数値の様子を見て、12日(月)までに決定する。

4 ボルドー、ニース、レンヌ、エクス=マルセイユなど若干の状況の改善がみられるところもある。状況を慎重に精査し、来週の会見で良い発表ができるかも知れない。

5 パリでは、病院ごとにコロナ以外の手術の延期を進めている(Plan blanc)。病院関係者の献身に心から感謝している。病院を手伝える能力のある人材はさらに現場に復帰して欲しい。

6 質疑応答

(2週間後の秋休みの都市間移動について)

未だ決定はなされていないが、非常に慎重であるべき。自身を守り、身内を守り、最大限の注意をして欲しい。

(イル=ド=フランスの数値悪化を受けて、緊急衛生事態に移行する基準について)

基準は重篤者用病床の占有率60%であり、現状は40%未満である。ただし今後も悪化すれば必要な検討がなされる。

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