日本をオレンジ(感染危険度中)に分類

チュニジア政府は,入国措置について,新型コロナウイルスの感染危険度に応じて,各国をグリーン(感染危険度低),オレンジ(中),その他(レッド)(高)に3分類し,それぞれに応じた措置を執っているところ,本24日,新型コロナウイルス感染危険度国別分類リストを更新し,日本をこれまでのレッドからオレンジに分類しました。これにより,経由地の分類にも寄りますが,日本からの旅行者も一定の条件の下に入国可能となります。なお,分類更新後の措置は9月28日から適用されます。分類は新病センター(ONMNE)又は保健省フェイスブック等を参照下さい。

入国の際の検疫措置を下記にまとめていますので,参考として下さい。

なお,フランス,イタリア,ルクセンブルク,マルタ,アルジェリア及びリビアは,それぞれチュニジアとの二国間の取決めに基づき,また,ポーランドチェコ及びロシアからのチャーター機による団体旅行者も感染危険度分類による検疫措置の別枠扱いとなります。

【入国の際の検疫措置】

1 入国及び入国前の措置

(1)グリーン(感染危険度低)の国からの入国者

ア 下記リンク先から健康フォームを入力し,データ送信。

https://app.e7mi.tn/travelers

イ PCR検査による陰性証明の提示を義務付け。出発地において,出発の72時間以内が望ましいが,チュニジア到着時間を起点に120時間以内に(出発地で)受検したものでも可。

(2)オレンジ(感染危険度中)の国からの入国者

ア 上記同様,健康フォームを入力送信。

イ PCR検査による陰性証明の提示を義務付け。出発地において,出発の72時間以内が望ましいが,チュニジア到着時間を起点に120時間以内に(出発地で)受検したものでも可。

(3)レッド(感染危険度高)の国からの入国者

ア チュニジア人,その配偶者及び在留外国人を除き入国を認めない。

イ 上記同様,健康フォームを入力送信。

ウ PCR検査による陰性証明の提示を義務付け。出発地において,出発の72時間以内が望ましいが,チュニジア到着時間を起点に120時間以内に(出発地で)受検したものでも可。

2 入国後の措置 

(1)グリーン(感染危険度低)の国からの入国者

自宅またはホテルで7日間の自主隔離を推奨。 

(2)オレンジの国からの旅行者(ホテル滞在を希望する在留外国人,短期ビジネス出張者等含む)に対する措置

ア 空港からホテルまで衛生規則を遵守する観光バスで移動。

イ ホテル滞在及び観光に関する衛生規則を尊重。

ウ 団体ツアーにて,衛生規則を遵守の上,博物館,記念碑及び遺跡の観光地への訪問可。

エ 入国5〜7日目にPCR検査(自己負担)を受け,陰性であれば,7日間の隔離で終了。兆候が見られれば,14日間の隔離を継続。

(3)オレンジの国からのチュニジア人,その配偶者及び在留外国人に対する措置

ア 自宅での隔離。入国5〜7日目にPCR検査(自己負担)を受け,陰性であれば,7日間の隔離で終了。兆候が見られれば,14日間の隔離を継続(自宅隔離を遵守する旨の誓約書に署名)。

(4)レッドの国から入国するチュニジア人,その配偶者及び在留外国人に対する措置

ア 7日間の強制隔離(宿泊費自己負担),5〜7日目にPCR検査(無料)を受け,陰性なら自宅で7日間の隔離。

3 オレンジ国(中)でPCR検査の受検が難しい場合の措置

  PCR検査の受検が難しく,陰性証明を持参できない場合,保健省によるPCR検査で陰性が判明する日(最低でも3日間)まで(※指定ホテルにおいて)強制隔離(自己負担),その後,自主隔離を適用。

※隔離(強制+自主)期間は原則合計14日間。ただし,5〜7日目に(2回目の)PCR検査(自己負担)を受け,陰性であれば,隔離期間を1週間に短縮可。

※出発地空港チェックイン・カウンターで,PCR検査の陰性証明を提示できない場合,指定ホテルの3日間以上の予約票を提示する。

4 その他

〇指定ホテル・リストは,国外のチュニジア大使館,領事館HP,フェイスブック等で公開。

〇感染危険度国別分類リストの更新後,適用開始日が明示されない場合,その翌日から該当措置が適用。

〇レッドの国を経由する場合,チュニジア人,その配偶者,定住外国人及び駐在外交官を除き,レッドの国からの入国措置が適用される可能性があり,また,航空会社の対応にもばらつきがあるため,レッドの国を経由する場合は直接航空会社に確認するなど特に注意が必要。

これら入国に際しての措置は,新型コロナウイルスの感染状況により,急遽変更される可能性がありますので,引き続き最新の情報にご注意下さい。

 

参考:外務省海外安全HP

https://www.anzen.mofa.go.jp/

参考:当館HP 新型コロナウイルス関連情報

https://www.tn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

「たびレジ」変更・解除

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

令和2年9月24日

チュニジア日本国大使館

9, Rue Apollo XI, Cite Mahrajene, 1082 Tunis, TUNISIE

電話:+216-71-791-251/ 792-363/ 793-417