モンゴル国内でのペスト患者増加(注意喚起)

 今年に入って、少なくとも18人の腺ペストの疑い症例が報告されており、うち4人の感染が確認されています。今年の患者数は、ここ数年に報告された患者数よりもかなり多くなっています。ゴビ・アルタイ県とホブド県でそれぞれ1人ずつ、2人の患者が死亡しました。他には、ウブルハンガイ県とザブハン県で患者が報告されています。ほとんどの患者はタルバガン(マーモット)の肉を食べたと伝えられています。

 モンゴルの特に西部は、ペスト感染が発生する地域として知られています。感染発生地域では、以下を徹底してください。

1.衛生管理を徹底する。

2.病気のまたは死んだ動物には近づかない。

3.齧歯類の肉は摂取しない。

4.齧歯類の巣や巣穴は避ける。

5.ノミに刺されないような対策を講じる。屋外にいる時は、長袖、長ズボン、ソックスなどを着用し、できるだけ身体を覆うようにしてください。

6.虫除け剤を使用してください。

【問い合わせ窓口】

在モンゴル日本大使館 医務班

EMBASSY OF JAPAN IN MONGOLIA

C.P.O. Box 1011

Elchingiin gudamj 10, Ulaanbaatar

14210, Mongolia

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休日・夜間の緊急連絡先: (976)7004-5004

(了)