【ポイント】
●９月２２日（火）午後５時から、ソフィア市中心部の国民議会（旧共産党本部）前において、大規模な反政府デモ「第３回大国民蜂起」が実施される予定です。
●９月２日に行われた「第１回大国民蜂起」では、一部のデモ隊と警察が衝突し、１００名以上の逮捕者、並びにデモ隊及び警察の双方に多数の負傷者が出ており、９月１０日の「第２回大国民蜂起」でも、危険物所持等により数名の逮捕者が出ています。
●ソフィア市以外の全国各地でも、連日反政府デモが行われています。
●デモの動向に注意の上、新型コロナウイルス感染予防の観点からも、デモの実施場所には近づかないでください。
●公共交通機関への影響にもご注意ください。
【本文】
○７月９日以降、連日、ソフィア市中心部にある閣僚評議会や国民議会付近を中心に、全国各地において、大規模な反政府デモが行われており、ソフィアでは、本日（９月２１日）で７５日連続のデモが予定されています。
○デモの主催者は、ＳＮＳ上において、９月２２日（火）午後５時から、ソフィア市中心部の旧共産党本部（現国民議会）前における大規模な反政府デモ「第３回大国民蜂起」の実施を発表しました。
○９月２日に同じ場所で行われた大規模デモ「第１回大国民蜂起」では、大多数の参加者は平穏にデモを行っていましたが、一部のデモ隊の行動が過激化し、警察がそれに対して対抗手段を執り、内務省の発表では、１２６名を逮捕、約８０名の警察官が負傷（腕の骨折、打撲、目の負傷等）したとのことです。９月１０日に同じ場所で行われた大規模デモ「第２回大国民蜂起」では、「第１回大国民蜂起」に比して大きな衝突はなかったものの、危険物所持等により数名の逮捕者が出ました。
○９月２２日（火）に行われるデモ「第３回大国民蜂起」でも、デモ隊の一部が過激な行動に出て警察と衝突するおそれがあります。また、新型コロナウイルス感染予防に必要な社会的距離の確保が困難となるなど、様々なリスクが考えられますので、最新の報道等でデモの動向に注意の上、デモの実施場所には近づかないようにしてください。
○ソフィア市以外の全国各地でも、連日反政府デモが行われています。
○デモ隊と遭遇した場合は、周囲の状況に注意しながら、早急にその場を離れる等、身の安全の確保を第一に考えてください。
○周囲の交通にも大きな影響が出ることが懸念されますので、ご注意ください。
在ブルガリア日本国大使館領事警備班
電話：（国番号359）2-971-2708（代）（24h）
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