新型コロナウイルス関連(8月24日)

クウェート入国時に必要な「PCR検査陰性証明書」の有効期間が、72時間から96時間に変更されました。

○引き続き、感染予防には細心の注意を払って下さい。

1.昨晩、クウェート民間航空総局が発表した、入国時の健康要件に関する変更事項等は以下のとおりです。

(1)入国時に必要な「PCR検査陰性証明書」の有効期間が、入国前72時間から96時間に変更されました。なお、ここでの96時間とは、PCR検査の受検(検体採取時間)からクウェート行きの搭乗受付までの時間を意味します。

(2)クウェートが発行する「PCR検査陰性証明書」は、4日間有効であるため、この有効期間内で、クウェート国外に渡航クウェートに帰国する場合は、帰国時にあらたにPCR検査を受検する必要はありません。ただし、PCR検査の受検(検体採取時間)からの4日間となるので、あまり時間がありませんのでご注意下さい。

(3)運行禁止国にアフガニスタンが追加指定され、運行禁止国は32カ国になりました。ただし、これらの国を出国して14日を経過すれば、「PCR検査陰性証明書」の取得等の健康要件を満たすことで、クウェートに入国することが可能です。

(運行禁止対象国)

シリア、スペイン、シンガポールボスニア及・ヘルツェゴビナスリランカ、ネパール、イラク、メキシコ、インドネシア、チリ、パキスタン、エジプト、レバノン、香港、イタリア、北マケドニアモルドバパナマ、ペルー、セルビアモンテネグロドミニカ共和国コソボ、インド、イラン、中国、ブラジル、コロンビア、アルメニアバングラデシュ、フィリピン、アフガニスタン

(4)クウェート国際空港での予防策や各種問い合わせに関しては、下記のWhatsApp番号にお問い合わせ下さい。

クウェート民間航空総局:97298989

2.クウェートの感染状況(24日付)

・累計感染者数:80,960人(前日比:+432人)

・現感染者数:7,517人(前日比:-189人)

・ICU(重症者数):99人(前日比:+2人)

・累計死者数:518人(前日比:+3人)

・累計回復者数:72,925人(前日比:+618人)

・PCR検査累計:590,623人(前日比:+3,056人)

○日本でのPCR検査が可能な医療機関

・日本渡航医学会がまとめた「ビジネス渡航者向けのPCR検査および証明書発行」協力医療施設リストをご参照ください。

https://plaza.umin.ac.jp/jstah/index2.html 

・本邦でのPCR陰性証明書発行は、一部医療機関では既に数週間先まで予約が埋まっています。クウェート帰国時に必要なPCR検査陰性証明書の発行の際には、予約にご注意下さい。

クウェートへの入国に必要なPCR検査陰性証明書は、英語で作成されたものが必要となりますので、英分での証明書の発行が可能か、必要な日数等を事前にご確認下さい。英文での証明書の発行には、通常より日数を要する場合もあります。なお、国立国際医療センター及び亀田京橋クリニックでは、英語での証明書の発行が可能です。

クウェートでは、「日常生活に戻るための計画」第4段階に入り、公共交通機関、レストランの再開等、様々な経済活動が再開されています。しかし、国内の感染状況を見ると、未だ感染状況が改善したとは言えません。よって、在留邦人の皆様におかれましては、うがい・手洗いなどの一般的な感染症予防対策を励行するとともに、マスクの着用及びソーシャルディスタンシングに心掛け、いわゆる「3密(密閉・密集・密接)」を避けるなど、これまで同様に気を緩めることなく、感染予防には細心の注意を払って下さい。

●現在、当館の領事業務は、事前予約制で行っております。各種申請(旅券、証明書等)をご希望される方は、来館前に大使館領事班までメール(consular@kw.mofa.go.jp)でお問合せ下さい。

●通院、常時服用薬の入手などでお困りの方、健康上の問題で困っている方やその他ご質問等ある方は、当館檀上医務官(9972−6597)にご相談下さい。特に、発熱(37.5℃以上の体温)や咳・痰等の呼吸器に関する症状や新型コロナウイルス感染が懸念される場合には、保健省ホットライン(151)や医療機関で受診する前に、ご相談下さい。医務官から適切な助言を行います。

(お問い合わせ先)

クウェート日本国大使館 領事班

電話(代表):(+965)2530−9400

メール:consular@kw.mofa.go.jp (了)