西ケープ州の感染状況等について

●大統領が行動規制を緩和し、8月18日(火)から警戒レベル2へ引き下げられます。

●経済活動再開等により、感染者数増加の恐れがあります。

●寒い日が続きますので風邪を引かないように気を付けてください。

1.西ケープ州保健局は、同州での新たな感染者が538(昨日387)名増の累計100344名、新たな死亡者は32(昨日26)名増の累計3560名と発表しています。

https://coronavirus.westerncape.gov.za/news

累積感染者数が10万名を突破しました。

また、死亡者数も再び30名を超えました。

なお、南ア全体では、感染者583653名(4513名増)、死亡者11677名(121名増)です(州の発表と国の発表に誤差があります)。

https://sacoronavirus.co.za/

南ア全体では引き続き増加しています。

2.帰還臨時便について

国境閉鎖継続の中、例外的に可能とされる帰還便での帰国を希望される方は7月30日14:50の領事館からのメール2.をご参照下さい。

なお、ネット上に定期商業便を掲載している場合があるのでご注意下さい(定期商業便は実際に就航する可能性はほぼゼロ%であるも形式的にネット上に掲載されており、政府が国境閉鎖を解除するまでキャンセルされ続けられます)。

かないでください。

3.昨15日ラマポーザ大統領は演説を行い、8月18日(火)午前0時(月曜日深夜から日付が火曜日に変わった時点)から、国全体をロックダウン警戒レベル2への引下げること等行動規制の緩和を発表しました。

詳細は大使館から報告がありますが、主なポイントは以下のとおりです。

(1)国境は引き続き閉鎖

(2)煙草の販売許可

(3)酒類販売許可(月〜木、9〜17時)

(4)レストラン・バー・居酒屋での酒類提供許可(22時まで)

(5)州を越えた観光を含む全ての旅行許可(宿舎・観光業も対応)

(6)家族訪問の許可

(7)50人以上の会合(含む葬儀)は引き続き禁止

(8)スポーツ行事は観客なし

(9)外出禁止令継続(22時〜翌早朝4時)

(10)可能な場合は自宅勤務を推奨

(11)昨日が期限の国家的災害事態宣言(National State of Disaster)を9月15日まで延長

4.上記発表につきラマポーザ大統領は以下のとおり説明しています。

民主南ア史上未曽有のコロナ危機とロックダウンから5か月が経過。長く厳しい嵐の中が続く中でようやく地平線に光が見えてきた。新規感染者数はピークの1日1万2千名から5千名へ、回復率は48%から80%へ、Active Cases(回復してない感染者)は10万5千名で毎日減少しており、入院患者数もピーク時の1万名から4千名へと改善。西ケープ、ハウテン、東ケープ、そしておそらくKZNでも山は越えたと見られる。行動規制の緩和により経済活動をさらに促進する。それにより、困窮している経済が息を吹き返す機会をさらに与える必要がある。経済活動が可能になっても実際に産業やビジネスが回復するまでには長く苦しい努力を続けることが必要となる。

だが、行動規制緩和するからと言って感染リスクが減少するわけではない。より多くの人々が仕事場に出かけるため、むしろ感染リスクは高まる。

善意と配慮から家族を訪問して感染し、命を失うような悲劇は避けねばならない。わずかでも警戒心の緩みがあれば、他国で見られるように、これまで以上のコントロールできない波が押し寄せることになる。したがって、一層の警戒と、弱い人々への一層の配慮を行おう。

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ケープタウン領事事務所

電話:(国番号27)-(0)21-425-1695

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