件名: プリツカー・イリノイ州知事による新型コロナウィルスに関する緊急規則の発表

ポイント:

8月7日、プリツカー知事は、企業、学校、保育施設に対してマスク等の着用と集会の規模を遵守させるための緊急規則を州議会に提出すると発表し,11日の行政規則合同委員会において同緊急規則の適用が承認されました。詳細は本文と関連リンクをご参照下さい。

本文:

8月7日、プリツカー知事は新型コロナウィルスの対応に関し、企業、学校、保育施設等に対してマスク等の着用と集会の規模を遵守させるための緊急規則を州議会に提出すると発表し,11日の行政規則合同委員会において同規則の適用が承認されました。同規則には,75ドルから2500ドルまでの罰金刑が設けられています。詳細は下記をご覧ください。

1 適用対象:公共の場を提供する事業、サービス、施設及び団体

 イリノイ州復興計画第4段階において、2歳を超える年齢で医療的観点からマスク着用が可能な人は、屋外を含む公共の場で社会的距離を保つことができない場ではマスクまたはフェース・カバーの着用が求められています。このような公共の場を提供する事業、サービス、施設及び団体は、従業員や顧客等にこの規則を遵守させることに責任があるとされています。

2 法執行

保健当局や警察官等の法執行機関が罰金を科すまでに下記の3段階のルールを設けています。

(1) 事業者には書面による警告を行い、公衆衛生ガイダンスを自主的に遵守するよう促す。

(2) 自主的に公衆衛生ガイダンスを遵守していない事業者に対しては、公衆衛生ガイダンスを遵守し感染リスクを軽減するために,必要に応じて、その顧客,生徒,児童,保護者などのパトロンの一部,または全員を,その敷地内から退去させるよう命令が与えられる。

(3) 事業者が遵守を拒否し続けている場合、その事業者はA級軽犯罪の刑を受け、75ドルから2,500ドルまでの罰金の対象となる。

3 これらの規則は個人には適用されません。

4 また,同緊急規則は,新型コロナウィルスの感染状況を調査するイリノイ公衆衛生局(IDPH)と地元の保健部門の権限を強化し、事業者はそれらの調査に協力する責任があることを再確認しています。

5 在留邦人の皆様及び事業者の皆様におかれては良き州民として公衆衛生ガイダンスの遵守に努め,外出時にはマスクの着用,社会的距離の確保等に努めてください。

本件に関するプレスリリースは以下を御参照下さい。

https://www2.illinois.gov/Pages/news-item.aspx?ReleaseID=21906

詳細は下記リンクSUBPART Aのc)、d)を御参照下さい。

https://www.dph.illinois.gov/sites/default/files/COVID19/77-690RG-E_0.pdf

イリノイ復興計画第4段階ガイダンスは以下をご参照下さい。

https://dceocovid19resources.com/restore-illinois/restore-illinois-phase-4/

当館連絡先

Tel: (312) 280-0400(24 時間対応)(注)

Fax: (312) 280-9568 Email: ryoji1@cg.mofa.go.jp

(注)コロナウイルス感染症予防のため,現在業務体制を縮小しております。平日午前9時15分から午後5時までは音声案内に従って操作しますと担当部門 につながります。土曜・日曜・祝祭日,平日午後5時以降,翌日午前9時15分 まで(事件,事故,その他緊急の用件)は,音声に従って操作しますと,閉館時 の緊急電話受付につながります。