新型コロナウィルス関連情報(非常事態宣言の再延長と外国人の空路入国制限等の緩和について)(8/12)

ポイント

アルメニア政府は非常事態宣言の5度目の延長を決定しました。期間は9月11日午後5時までです。

・外国人の空路での入国について緩和されました。ただし、入国時に症状がある場合を除き、原則として入国後14日間の自己隔離が求められますが、自己隔離期間中にPCR検査を受け陰性と診断されれば、自己隔離が解除されるとしています。

・集会やストライキなどは、感染防止規則の遵守を条件に許可され、参加者はマスクの着用、人との間隔を1,5メートル以上保つなどが必要となります。また、屋内外での冠婚葬祭など儀式やレクリエーション活動の開催についても認められますが、感染防止規則の遵守が求められ、40人を超えないこととされました。

本文

1 アルメニア政府は本12日、非常事態宣言を9月11日午後5時まで延長すること決定しました。

2 延長に伴い、主に次の規制が緩和されます。

(1)外国人の入国

 空路にて、アルメニアに到着した外国人の入国が可能となりました。空港にて所定の検疫を受け、発熱等の感染の兆候がない場合、入国後14日間の自己隔離措置を求められます。ただし、入国後PCR検査を受け、陰性の結果がでれば、自己隔離が解除されるとしています。

 なお、外国人の陸路からの入国については、原則としてできません。

(2)集会・ストライキなど

 参加者は、非常事態指令本部長令に定める感染防止規則に従い、マスクを着用するほか、人との距離を1.5メートル以上に保つこととされています。

(3)冠婚葬祭など

 家族における、屋内外での冠婚葬祭などの記念行事の開催も可能となりますが、マスクの着用といった、非常事態指令本部長令に定める感染防止規則に従い、40人を超えない範囲で実施することとされています。

3 新規感染者数が連日200人台と減少傾向になり、当地政府は、新型コロナウイルスの蔓延状況について、峠を越したとして、規制を緩和しつつあります。しかし、欧州等での感染者が増加傾向にあり、当地における今後の状況は不透明です。

 また、本邦外務省は、アルメニアについて感染症危険情報レベル3(渡航中止)を出しており、当国への入国を推奨していません。

 滞在中の皆様におかれましては,今後も継続して、人と人との距離を2メートル以上とる,家や職場の換気,十分な睡眠をはじめとする自己健康管理をしっかりして、自分と家族を守るとともに他人に感染させないよう不断の注意が必要となります。

特に「三つの密(密閉,密集,密接)」の回避,マスクの着用,石鹸による手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒や咳エチケットの励行などをお願いします。

また、万が一ウイルス感染が疑われる場合は、下記の保健省ホットラインに加え、当館へも連絡いただくようお願いいたします。

新型コロナウイルスに関する参考情報】

新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸)ホームページ

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

保健省ホットライン(自己隔離中に感染症状が見られる場合)

 060 838 300番

 011 208 141番

ご質問等ありましたら,電話やメールで下記までお問い合わせください。

【問い合わせ先】

アルメニア日本国大使館

所在地:23/4, Babayan Str., Yerevan, Republic of Armenia

緊急連絡先(領事):+374(41)434145

通常の大使館の代表電話番号は現在,応答できません。

メールアドレス:embjp@yv.mofa.go.jp