ニジェールで発生したフランス人等殺害事件

・報道によれば、9日、ニジェールのクレにおいて、フランス人NGO関係者らが、正体不明の武装組織の襲撃を受け、殺害されました。

・当国では、特に北部の国境管理は十分に行き届いているとは言えず、かねてから周辺国からの武装組織の侵入が懸念されています。

・当国の北部地域には絶対に立ち入ることのないようお願いいたします。

報道では、9日午前、ニジェールで活動中のフランス人NGO関係者6名がクレ(Koure:キリンの保護区)を観光で訪れ、ニジェール人ガイド・運転手とともに武装組織に殺害されたとのことです。

本件に関し、昨年5月に当国パンジャリ国立公園で発生した、武装組織によるフランス人誘拐事件に言及しているメディアもあります。

クレの所在地は、ベナンの北部国境から120km程の地点ではありますが、ベナンの北部国境管理は十分に行き届いておらず、武装組織がブルキナファソニジェールからベナン側に自由に出入りしているおそれがあります。

つきましては、ご自身の安全のため、これら北部地域に立ち入ることなく、また、同地域を通過して陸路で国境を越えることも避けていただきますようお願いいたします。

ベナンの北部国境地帯の渡航情報は、以下のとおりです。

ブルキナファソ東部、ニジェール南西部及び一部のトーゴ北東部との国境地域

※パンジャリ国立公園、W国立公園、パンジャリ及びアタコラ狩猟区域及び隣接するトーゴとの国境地域(タンギエタ、マテリ、グアンデを結ぶ線以北)

 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告

ニジェール南西部(上記レベル3地域以外)、ナイジェリア北西部との国境地帯(バニコアラ、カンディ、セバナ、カラレ、ニッキ、チャウル以東)

 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

トーゴ北東部との国境地帯(タンギエタ、マテリ、グアンデを結ぶ線以南、ブクンベ以北)

 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

参考

外務省海外安全ホームページベナン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_118.html#ad-image-0

(現地大使館連絡先)

○在ベナン日本国大使館

住所:Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU, BENIN(郵便物宛先:Ambassade du Japon 08 B.P.283 Tri Postal, Cotonou, Benin)

電話:(市外局番なし)21-30-59-86  (執務時間外・緊急の場合)97-97-56-99

国外からは(国番号229)21-30-59-86

ホームページ:https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/

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