ジョージア国内における感染状況等について

● 先般発生した邦人の入国拒否案件に関連し、ジョージアへの入国要件を内務省に対し確認しました。

● メスティア地区で多くの新規感染が確認され交通規制や行動制限が始まっています。

1 邦人の入国拒否案件に関して

 先週末、領事メールにてお知らせしたとおり、ドイツからジョージアに入国しようとした邦人が入国を拒否される事案が発生しました。

これを受けて、現在のジョージアへの入国要件についてあらためて内務省に照会したところ、一般旅行者としての日本人に関しては、PCR検査や隔離措置なしでジョージアに入国するには、発熱等の症状がなく、かつ下記2つの要件を満たしている必要があるとのことです。

  −ドイツ、フランス、ラトビアリトアニアエストニアいずれかの国の永住権を持っている

  −上記5カ国から直接空路での入国である

 なお、上記5カ国いずれかの国の永住権を持っていても、以下の場合には入国後に自費での14日間の隔離措置が求められるとのことです。

  −上記5カ国以外の空港からの空路での入国である

  −過去14日間に上記5カ国外に滞在歴がある

 また、ビジネス目的の渡航で特別に許可を得ている場合は、これに該当しないとのことです。

 以上が内務省からの説明ですが、空港などの現場では混乱が生じている可能性もありますので十分にご注意ください。日本政府からはジョージアへの渡航中止勧告が出されておりますが、真にやむを得ない理由でジョージアへの渡航を検討されている方は、事前にジョージア当局に確認をすることをお勧めします。

2.新型コロナウイルス関連情報

 本日朝の政府発表によると、過去24時間にジョージア国内で25名の新規感染者が確認されました。報道によると、このうちの多くがサメグレロ=ゼモ地方のメスティア地区で確認されたことから、同地区のメスティア、ウシュグリ及びレンジェリにおいて各種規制措置が導入され始めた模様です。ジョージア政府は、同地区に旅行中の人に対して滞在場所にとどまるように呼びかけるとともに過去2週間の間に同地区を訪れ、発熱やせき等コロナウイルス感染症特有の症状がある場合には112に通報するよう求めています。

 行動制限措置等については、今後も領事メールにて随時お知らせいたしますが、皆様におかれましても政府の発表や報道に注意していただくようお願いします。

3 本日午後5時現在、ジョージア国内において感染者1250名(死亡者17名,治癒者1010名)が報告されています。

 皆様におかれましては、日頃から不要不急の外出を自粛や各種制限を遵守するなどして感染予防に努められていることと思いますが、発熱や味覚障害など、コロナウイルス感染が疑われる症状を自覚した場合には、直ちに【112】に電話をしてください。【112】は本来緊急用の電話番号ですが、現在は英語対応によるオンラインクリニックへ繋がり、症状等について相談することが可能になっています。

 感染の疑いがない状況で、新型コロナウイルスに関して何らかの相談をしたい場合には、

・政府ホットライン【144】

ジョージア保健省ホットライン【1505】

をご利用ください。

 なお、感染が疑われた場合には、可能な限り末尾の当館連絡先にもご連絡いただきますようお願い致します。

○ ジョージア政府による新型コロナウイルス関連特設サイト

→ https://stopcov.ge/en

 コロナウイルス関連では、皆様におかれましては引き続きご苦労が多いかと推察いたしますが、引き続きお身体をご自愛くださいませ。

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【メール送信元】

在ジョージア日本国大使館

電 話:(+995-32)275-2111、2114 

メール:consular@tb.mofa.go.jp

住 所:Krtsanisi street 9, Tbilisi, 0114, Georgia

H P:http://www.ge.emb-japan.go.jp/japan/index.html

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