米国気象当局による2020年ハリケーン・シーズンの見通し(更新)

● 米国国立海洋大気庁(NOAA, National Oceanic and Atmospheric Administration)は,8月6日付けで今年のハリケーン・シーズンの見通しを更新し,「85パーセント以上の確率で平年以上に多くのハリケーンが発生する。」と発表しました(5月の見通しでは,60パーセント以上の確率で平年以上に発生すると発表)。

● その理由として,大西洋やカリブ海の海水の表面温度が平年より高いことやラニーニャ現象が発達すると見込まれており,今後,更にハリケーンを活発化させる可能性があると分析されています。

● シーズン中,命名される熱帯暴風雨は19〜25個発生し,そのうち7〜11個がハリケーンに,更にそのうちの3〜6個がカテゴリー3以上の重大ハリケーンになると予想されています。

● 当館ホームページ上の「ハリケーン対策」などを参照の上,日頃から最新の気象情報を確認するように努めてください。

● 特に今年は新型コロナウィルスの流行による小売店の入場制限,航空便の減少,ホテルの休業などによって,ハリケーンへの対応が普段よりも難しくなるおそれがあることから,あらかじめ避難計画を立てるなど,余裕をもって行動してください。

【ハリケーン対策】

https://www.miami.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/info_hurricane.html

内容:ハリケーン基礎知識,備蓄品のチェックリスト,米国当局の関連情報収集先のリンク等を掲載しています。

【日本語でホテル・航空券の手配が可能な日系旅行代理店】

https://www.miami.us.emb-japan.go.jp/files/100048603.pdf

内容:避難時にホテルや航空券の手配が必要な場合,フロリダ州内にある日本語で相談・手配が可能な代理店を案内しています。

【在マイアミ日本国総領事館

Consulate General of Japan in Miami

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