新型コロナウイルス関連情報（８月６日現在）

○６日（木）１５時現在、新たにオーストリア国内で１１６名の新型コロナウイルス（COVID-19）感染の確定症例が発生し、死亡事例の発生はなかった旨報告されました（累計確定症例数は２１，６８１名（内死亡数：７１９名、治癒数：１９，５９６名））。

〇５日より、ウィーンの主要な美術館・博物館においてマスク等着用が義務づけられました。

〇７日より、ザルツブルク空港においてＰＣＲ検査（有料）を受検できるようになります。

オーストリアにお住まいの皆様及び

たびレジ登録者の皆様へ

１　墺連邦保健省によれば、６日（木）１５時現在、新たにオーストリア国内で１１６名の新型コロナウイルス（COVID-19）感染の確定症例が発生し、死亡事例の発生はなかった旨報告されました。これでオーストリアにおける確定症例は２１，６８１名（内死亡数：７１９名、治癒数：１９，５９６名））となります。

国内発生状況（州：累計確定症例数（前日比））

・ウィーン市（州）　　　　：５,３３５名（＋６４)(内死亡２０４名、治癒４,５２２名)

・オーバーエーステライヒ州：３,７８３名（＋１９)(内死亡　６５名、治癒３,４６１名)

・チロル州　　　　　　　　：３,７００名（＋　８)(内死亡１０８名、治癒３,５５６名)

・ニーダーエーステライヒ州：３,４４８名（＋１３)(内死亡１０７名、治癒３,１２６名)

・シュタイアーマルク州　　：２,１１６名（＋　３)(内死亡１５５名、治癒１,８８０名)

・ザルツブルク州　　　　　：１,４２８名（＋　４)(内死亡　３７名、治癒１,２９６名)

・フォアアールベルク州　　：　９６６名（＋　３)(内死亡　１９名、治癒　９２８名)

・ケルンテン州　　　　　　：　４８１名（＋　０)(内死亡　１３名、治癒　４４２名)

・ブルゲンラント州　　　　：　４２４名（＋　２)(内死亡　１１名、治癒　３８５名)

２　ウィーンの美術史美術館、アルベルティーナ美術館、アルベルティーナ近代美術館が８月５日から入館者に対してマスク等着用を義務付けました。また、自然史博物館、応用美術博物館、ウィーン博物館、ベルベデーレ宮殿内でもマスク等着用が義務付けられていますのでご注意下さい。

３　ザルツブルク空港は８月７日から民間運営によるＰＣＲ検査のサービスを開始します。到着ロビーの検査所で直接申し込むことが可能で、搭乗客のみならず、一般の人も利用可能です。料金は１５０ユーロで、検査結果は２４時間以内に電子メールで送付されます。毎日営業されますが、営業時間は運航スケジュールに対応して不定期となるとのことです。

（当館注：報道では６日開始とされていましたが、同空港に確認したところ７日午前１０時から検査を開始するとのことです。）

（ザルツブルク空港プレスリリース：独語）

https://www.salzburg-airport.com/unternehmen-airport/news-presse/news/news-detail/artikel/flughafen-bekommt-covid-19-teststation

４　新型コロナウイルスは風邪と同様に、せきやくしゃみなどの飛沫で感染するとされていますので、手洗い、人混みを避ける等の基本的な感染症対策に努めてください。

　なお、オーストリア保健・食品安全機関（AGES）は、新型コロナウイルスへの感染の疑いがない人については通常の石鹸で十分であると強調し、消毒液は医療目的で消毒が必要な人・機関により使用されるべきであるとしています。

参考：コロナウイルス感染予防措置

・定期的に、約３０秒間石鹸で手洗いをする

・顔（特に口、目、鼻）を指で触らない

・握手と抱擁を避ける

・鼻をかむ際、咳をする際は使い捨てティッシュに行うか、腕で口・鼻を覆って行う。ハンカチを使う場合は使用した後で捨てる。

【参考】

■　オーストリア保健省