【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(7月31日現在)

●報道によれば、アルゼンチン国内では191,302名(昨日から5,929名増)の累計感染者数、うち3,543名の累計死亡者数、83,780名の累計治癒数が報告されています。

●なお、当国に居住、または短期的に滞在している方を対象とした、強制隔離及び強制距離措置(以下「強制隔離」と記載)は、本31日、フェルナンデス大統領によって8月16日(日)まで延長されることが正式に発表されました(具体的な措置については、今後公布される必要緊急大統領令で明らかになるものとみられます)。また、非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されるものとみられます。

●アルゼンチンの感染症危険レベルは、5月22日から、レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げられており、大使館では、アルゼンチンに滞在中の方を対象に所在調査を進めております 。在留届、たびレジの登録情報の更新にご協力をお願いします。https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html

1 報道によれば、アルゼンチン国内では191,302名(昨日から5,929名増)の累計感染者数、うち3,543名の累計死亡者数、83,780名の累計治癒数が報告されています。

2 強制隔離の8月16日までの延長

(1)本31日、フェルナンデス大統領は記者会見を行い、強制隔離を、現状維持したまま8月16日まで延長することを発表しました。同記者会見において、大統領は、新型コロナウイルスが国内で「より多く循環している」としつつ、「過去15日間、強制隔離を緩和して、感染は落ち着いたと考えたがそうではなかった。封じ込めには程遠い」と述べています。 

 さらに、大統領は、感染の焦点は引き続きブエノスアイレス首都圏(AMBA)であるとしながらも、フフイ州、リオネグロ州、チャコ州などの他の州でも集団発生が見られるとして、引き続き注意を払う必要があることを述べる一方、保健システムについては、ICUベッド数増加などの政府の取組を強調し、うまくいっているとの認識を示しています。大統領は、自分たちを守る唯一の方法は自宅に留まることであるとし、国民に最大の社会的責任を持って強制隔離を遵守するよう呼びかけました。

(2)ラレタブエノスアイレス市長は、大統領に引き続き発言し、ブエノスアイレス市の感染状況と市政府の取組について述べた後に、ウイルスが蔓延する中、国民全員が自らを大切にすることが唯一の対策であるとして、責任をもって行動することを呼びかけました。同市では、明日11:00から記者会見を行い、市による具体的な対応について説明するとしています。

3 所在調査及び在留届情報の更新のお願い

 大使館では、感染症危険レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)への引き上げも踏まえ、現在アルゼンチンに滞在しておられる方々を可能な限り正確に把握するため、在留届を提出されている方には、登録情報のご確認を、「たびレジ」登録をし、実際に滞在されていない方、または、既に在留届を提出されている方におかれましては、たびレジ情報の「削除」をお願いしております。

詳細は「【所在調査ご協力のお願い】アルゼンチンに在留届の提出、たびレジの登録をされている皆様へ!」をご参照ください。

https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html(以上)