チュニジアにおける新型コロナウイルス関連情報（７月２７日）

●チュニジアでは、６月２７日の国境再開後海外から一定数の流入感染例が続いており、７月２４日には約２ヶ月ぶりとなる市中での感染が確認されました。感染予防に引き続きご留意ください。

●すでにお知らせしたとおり，チュニジア保健省は、先週２３日、新型コロナウイルス感染症危険度国別分類リストを更新し、日本をオレンジ（感染危険度中）に分類しました。日本からチュニジアに入国を予定されている方は、保健省ホームページ，当館ホームページ，外務省海外安全ホームページ等をご参考の上、入国措置に関する最新の情報を随時確認してください。

１．チュニジア国内の感染状況

先週２４日、国境再開後初となる市中での感染例が確認されました。一方で市中での感染症例数は一日あたり０〜２件程度で、新規死亡者は累計５０名のままで推移しており、大規模感染やクラスターが発生している状況ではありません。直近１週間では以下に示すとおり，連日１５名前後の主に海外からの流入による新規感染症例が確認されています。

なお，これまで市中での感染が確認されたのは、アリアナ（チュニスから北方面近郊）、スファックス、マハディア（東部沿岸）です。

直近１週間の新規症例数とその内訳

２５日　９名（新規入国者８、国内感染１）

２４日　１８名（新規入国者１６、国内感染２）

２３日　１９名（全て新規入国者）

２２日　１２名（全て新規入国者）

２１日　５名（全て新規入国者）

２０日　８名（全て新規入国者）

１９日　７名（全て新規入国者）

（出典：チュニジア保健省発表）

　また、昨２６日には、カルタゴ空港で勤務する空港職員１名の感染が公表されました。チュニジア当局によると感染が確認された職員は、現在隔離中で、残りの空港職員全員についてPCR検査を実施予定ということです。

２．チュニジア政府のコロナ関連政策（今後入国を予定されている方へ）