新型コロナウイルス関連(7月25日)

【ポイント】

クウェート民間航空総局は、クウェート入出国時の条件と手順を発表しました。しかし、現時点では居住ビザ保有者の再入国の可否やオンアライバルビザの有無等、査証区分による取扱いについては発表されていませんので、これらが判明すれば、別途ご案内いたします。

【本文】

1.昨晩、クウェートの民間航空総局が発表した、商業便再開に向けたクウェート入出国の条件と手順の概要は以下のとおりです。

(1)出発(出国)時

・アプリ「kuwait-Traveler」またはWebサイト上で登録し、旅行の各段階で関連する「バーコード」を提出する。

※アプリ「kuwait-Traveler」は近日中にリリースされる予定です。

・各国の要請・要件(有効期間等)に応じて、保健省の認定を受けた研究所(指定の保健センター等)が発行したPCR陰性証明書を取得する。

・旅行者(クウェート国籍者のみ)は、コロナウイルスの治療をカバーする保険に加入する必要がある。

・マスクと手袋の着用、手指等の減菌剤の使用、ソーシャルディスタンスの確保等、健康上のガイドラインを遵守する。

(2)到着(入国)時

・飛行機搭乗前にアプリ「Shlonik」をダウンロードし、必要な情報を登録する。

※「Shlonik」:スマートフォンの位置情報を利用した追跡アプリで、「google store」又は「Apple store」でダウンロードが可能です。

・搭乗前96時間以内に実施した検査のPCR陰性証明書を取得する。

・全ての到着者は、14日間の自宅検疫が課せられる。

・搭乗前及び到着時に全ての乗客の検温を行う。

・各フライトで到着した乗客の10%に対し、ランダムでPCR検査を実施する。

・マスクと手袋の着用、手指等の減菌剤の使用、ソーシャルディスタンスの確保等、健康上のガイドラインを遵守する。

2.今後、特に犠牲祭休暇中は、ショッピングモール等、街中の人出が増加すると考えられますので、引き続き「3つの密(密閉空間、密集場所、密接場面)」を避け、外出時にはマスクを着用(公共の場所でのマスク着用は義務づけられています)し、うがい手洗いをこまめに行うなどの一般的な感染予防対策を行うなど、感染予防(うつらない・うつさない)には細心の注意を払って下さい。

●現在、当館の領事業務は、事前予約制で行っております。各種申請(旅券、証明書等)をご希望される方は、来館前に大使館領事班までメール(consular@kw.mofa.go.jp)でお問合せ下さい。

●通院、常時服用薬の入手などでお困りの方、健康上の問題で困っている方やその他ご質問等ある方は、当館檀上医務官(9972−6597)にご相談下さい。特に、発熱(37.5℃以上の体温)や咳・痰等の呼吸器に関する症状や新型コロナウイルス感染が懸念される場合には、保健省ホットライン(151)や医療機関で受診する前に、ご相談下さい。医務官から適切な助言を行います。

(お問い合わせ先)

クウェート日本国大使館 領事班

電話(代表):(+965)2530−9400

メール:consular@kw.mofa.go.jp (了)