【新型コロナウイルス】日本航空(JAL)臨時便の予定(7月31日、8月14日)とロシアへの入国要件等について

日本航空(JAL)が7月31日(金)および8月14日(金)に羽田―モスクワー(ヘルシンキ経由)―羽田のフライトを運航する予定です。

●現在ロシアに入国できる外国人は「高度な専門性をもつ外国人(HQS)」がロシア側監督官庁を通じて入国を認められた場合のみです。またその際到着3日前以内に発給されたPCR陰性証明書の提示が必要です。

●16日午前時点でのサンクトペテルブルク市における感染者数は28,662名で、前日比258名増加しました。

1 日本航空(JAL)臨時便の予定(7月31日、8月14日)

 このたび、日本航空(JAL)から、関係政府当局の許可が得られる場合に、7月31日(金)および8月14日(金)に、東京モスクワ間の臨時便を運航するとの連絡がありました。

搭乗ご希望の方は、日本航空のホームページ又は旅行代理店等から航空券をご購入いただくようよろしくお願いいたします。

詳細につきましては以下のご案内を参照願います。

https://www.jal.co.jp/ru/ja/info/travelalerts/200716/

(1)運航日程

いずれも7月31日および8月14日に次のとおり運航されます。

・東京→モスクワ

 羽田空港 第3ターミナル07:10発 シェレメチェボ空港 Dターミナル11:20着

(搭乗可能な日本国籍者はHQSかつ一定条件を満たされた方のみ。下記【留意点】参照)

・モスクワ→(ヘルシンキ経由)→東京

 シェレメチェボ空港 Dターミナル13:10発 羽田空港 第3ターミナル(翌日)08:55着

※この臨時便をご利用になる方は、全員羽田空港までご搭乗いただきます。ヘルシンキはトランジットのみであり、フィンランドへの入国はできません。モスクワでのチェックイン時に羽田空港までのスルーチェックインとなります。

(2)航空券代金・無料受託手荷物

・東京→モスクワ間についてはJALホームページまたは旅行会社等でご確認ください。

・モスクワ→東京間については次の通りです。

ア 航空券代金

ビジネスクラス 3,004EUR、プレミアムエコノミークラス 1,702EUR、エコノミークラス 913EUR

往復は、上記クラスでの往復運賃の半額+復路予約クラスの往復運賃の半額

イ 無料受託手荷物

ビジネスクラス 3個・各32kgまで、プレミアムエコノミークラス及びエコノミークラス 2個・各23kgまで

※航空券代金に加え、それぞれ諸税が掛かります。

【参考】7月15日時点のモスクワ・東京間諸税総額(大人)片道:70.95EUR、往復:119.06EUR

 

(3)予約・購入方法

日本航空ホームページにて、予約・購入をお願いいたします。

https://www.jal.co.jp/rul/ja/booking/round/

旅行会社等でも購入できます。

販売開始は、7月17日(金)モスクワ時間午前9時以降の予定です。

【留意点】

・日本を含む諸外国からロシアへの渡航について、ロシア当局はHQSの労働許可を持つ外国人の入国についての緩和措置をとりましたが、これを利用するためには事前に所属企業の監督官庁による事前調整が必要です。また、ロシア到着時に労働契約書などの提示を求められます。

・ロシアから出国する場合、ご自身のロシア査証が期限切れになっている場合でも、延長手続をしなくても9月15日までは有効な査証としてみなすとの大統領令によりロシアからの出国可能です。

・ロシアから日本への帰国時には、現在、空港でのPCR検査、検査結果が出るまでの指定場所等での待機、空港からの公共交通機関(国内便を含む。)の不使用、指定場所(ご自宅あるいはご自身で確保された宿泊施設等)での14日間の待機等の水際措置が採られています。帰国時における対応(追加的措置の有無等)については、諸外国の状況や措置の影響など、様々な情報や知見に基づき検討の上、総合的に判断されます。詳細は以下のサイト等で最新の状況をご確認ください。

厚生労働省のサイト:

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

法務省のサイト:

http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200131comment.html

2 ロシアに渡航する外国人に対するPCR陰性証明書の提示義務化

(1)ロスパトレブナゾール(連邦消費者権利保護・福利分野監督庁)の7月16日付発表によれば(「定期便にてロシアに入国する者の自己隔離の廃止について」:下記URL等)、ロシアに渡航する外国人については、入国直前3日以内に受けたPCR検査で陰性であることの証明書の提示を義務付けました。証明書がない入国者には到着後3日以内の検査を求めていますが、検査結果判明まで、どのような措置が取られるかは現時点では不明なほか、航空機への搭乗が認められない可能性もあります。今般の臨時便等をご利用される方は日本出発前に検査を受け、陰性証明書(英語又は露語)の取得を強く推奨します。

(2)また、現在は日本との間では運行していませんが定期便でロシアに入国する者にはロシア入国後14日間の自己隔離義務を廃止するとの案内がされましたが、本メールでご案内した臨時便等を利用してロシアに入国する方はロシア入国後14日間の自己隔離義務が課されますのでご注意下さい。

(3)最近、ロシア側が「高度な専門性をもつ外国人(HQS)」のロシアへの入国制限の一部解除や定期便にて入国する外国人の14日間の自己隔離の廃止など、あたかも多くの外国人がロシアに入国できるかのような発表、報道が見られますが、実際は、手続きの詳細は不明であったり、定期便が開通している一部の外国人向けの発表である場合がほとんどです。日本のビジネスマンがロシアに帰任することを検討される場合は、より詳細をロシア側当局に確認の上、要すれば当館にもご相談のうえ、準備することをお勧めいたします。

https://www.rospotrebnadzor.ru/about/info/news/news_details.php?ELEMENT_ID=14938

3 当地感染状況

ロシア連邦消費者権利及び福祉監督庁によると,サンクトペテルブルク市における感染者数は,7月16日午前で28,662名(256名増)です。レニングラード州での感染者は47名増え合計5,224名となっています。

【問い合わせ先】

サンクトペテルブルク総領事館領事部

Consulate-General of Japan in Saint-Petersburg, Consulate Section

Address: 30 Millionnaya St., St.Petersburg,Russia 191186

Tel: +7(812)336-76-73

Fax: +7(812)703-54-63

HP: http://www.st-petersburg.ru.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

E-mail: ryoji@px.mofa.go.jp