7月16日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。
1 カザフスタン国内感染者数等
●累計感染者数は65,188名です。
●累計死亡者数は375名です。
●累計快復者数は39,066名です。
(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。
https://www.coronavirus2020.kz/ru
(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/
2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する報道等は以下のとおりです。
(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。
(1)新規感染者数
●7月15日に新規に確認された感染者数は1,674名(うち無症状863名)です。
(2)検疫・医療等
●シムケント市では、医療支援を求める市民の数が減少したことに伴い、室内陸上競技施設内の診療所が閉鎖されました。
◎同市行政府によれば、「以前シムケント市では急性ウイルス性呼吸器症(ОРВИ)および肺炎の症例の急激な増加がみられ、その結果、室内陸上競技施設を一時的病院に転用した。同一時的病院は急性ウイルス性呼吸器症および肺炎患360名の診断能力を有し、市内の全ての診療所から40−56名の医療関係者が医療支援を行っていた。開設後最初の数日間は500名から700名の患者が訪れ治療を受けていた。最近5日間で来診者は25人/日にまで減少した。つまり毎日2〜3名の患者が各診療所から本施設を訪れたのである」とのことです。
◎「関連の指摘が行われたのは、各診療所で補助病床が設置されたことにより陸上競技施設内で医療支援を行う必要性が薄れた」ことで、これにより同施設の業務を停止することを決定した、との説明がなされています。
●14日、ナザルバエフ初代大統領は公的基金「サムルク・カズィナ」代表との会談で、アルマティ市とヌルスルタン市に一カ所ずつの医療センターを、同ファンドの資金で建設するように指示しました。
(3)生活
●ベクシン・アルマティ市国家主任衛生医師は14日、新たな医師令に署名しました。
◎7月3日のアルマティ市における制限措置導入の医師令を変更しました。
◎新しい医師令によれば、国立公園や人気のある山の観光地(メデウ、ブタコフカ、アルマ・アラサン、ラドン温泉も含む)へのいかなる交通手段での訪問も禁止されます。休日(土日)、国立公園は閉鎖されます。
◎平日の徒歩での散歩は、以下の規則を遵守した上で許可されます。
・(飲み物を除く)食料品を携帯してのピクニックや焚き火は厳禁。
・3人を超えるグループでの公園区域に滞在することは禁止。
・マスク着用及びソーシャルディスタンスの衛生基準を遵守。
●いくつかの旅客列車の運行休止が延長されます。
◎運休が延長される旅客列車は次の通りです。
(当館注:例えば下記No.31/32の7月19日のアルマティ2発列車が20日にパヴロダールに到着し、同日に折り返し同駅を発車、21日にアルマティ2に到着、これで「1往復」です。ですので、同一便が縦に並んでいることになります。)
・No.31/32「アルマティ2―パヴロダール」路線:10往復
アルマティ2発:7月19、21、22、23、25、27、28、29、31日、8月2日
パヴロダール着・発:7月20、22、23、24、26、28、29、30日、8月1、3日
アルマティ2着:7月21、23、24、25、27、29、30、31日、8月2、4日
・No.258/257「ヌルスルタン1―ドスティク」路線:3往復
ヌルスルタン1発:7月19、26日、8月2日
ドスティク着・発:7月20日、27日、8月3日
ヌルスルタン1着:7月21、28日、8月4日
・No.3/4「ヌルスルタン・ヌルルィ・ジョル―アルマティ2」路線:8往復
ヌルスルタン発:7月19、21、23、25、27、29、31日、8月2日
アルマティ2着・発:7月20、22、24、26、28、30日、8月1、3日
ヌルスルタン着:7月21、23、25、27、29、31日、8月2、4日
・No.68/67「ヌルスルタン・ヌルルィ・ジョルーオスメケン1」路線:7往復
ヌルスルタン発:7月20、22、24、26、28、30日、8月1日
オスメケン1着・発:7月21、23、25、27、29、31日、8月2日
ヌルスルタン着:7月22日、24日、26日、28日、30日、8月1、3日
◎当該列車の切符を既に入手している乗客は,手数料なしで切符の全額払戻しを受けることができます。切符の払戻しは払戻し規則と切符の購入方法により,現金もしくは非現金で決済されます。
◎旅客列車の運行表に関する質問は「105」への電話で受け付けます。
◎鉄道会社は乗客にこの措置への理解を求めるとともに、コロナウイルス流行下の衛生疫学的要請を遵守するよう呼び掛けています。
●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007
●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。
(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話:+7 (7172) 977-843
FAX :+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903
(日本外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)
(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047