新型コロナ(その45:香港政府の防疫措置再強化)

7月13日(月)晩、キャリー・ラム行政長官は記者会見を行い、今月来の当地における感染の急速な拡大に厳しい見方を示しつつ、以下のとおり防疫措置の強化を発表しました。

今月導入された措置の中には、罰則が設けられているものもありますので、皆さまにおかれては十分ご注意の上、感染防止に努めていただくようお願いします。

1 7月15日(水)から21日(火)までの7日間、以下の措置を執る。いずれも違反の場合、罰則が課される。

(1)レストラン、飲食店

○ 収容人数は通常座席数の50%まで。

○ 1卓利用人数を8名から4名までに変更。

○ 午後6時から翌朝5時までは店内飲食を禁止(持ち帰りは可能)。

(2)酒類を提供しているバー、パブ(レストラン等の酒類提供スペースも含む。)の閉鎖。

(3)ゲームセンター、公衆浴場、フィットネスセンター、遊楽場(スケート場、ボーリング場、ビリヤード場、映画館等)、パーティールーム、クラブ、ナイトクラブ、カラオケ、麻雀店、エステ・ネイルサロン、マッサージ店、クラブハウス等の営業停止。

2 7月15日(水)から28日(火)までの14日間、以下の措置を執る。いずれも違反の場合、罰則が課される。

(1)公共の場での集団制限を50名から4名までに変更。

(2)公共交通機関利用時のマスク着用の義務付け。

3 7月15日(水)から以下の措置を執る。

(1)屋外レジャー施設、屋内スポーツ施設、図書館、博物館等の公共施設の閉鎖。

(2)香港向け航空機の乗客に対するウィルス検査の陰性証明の取得義務。

ハイリスク地域(対象はパキスタン、インド、バングラデシュ、ネパール及び南アフリカ共和国、並びにフィリピン及びインドネシアからのドメスティックヘルパー。)からの香港向け航空機の乗客は、到着前までにウィルス検査の陰性証明を承認済み機関より取得することを義務付け。

4 テーマパーク(ディズニーランド、オーシャンパーク)の閉鎖

5 在宅勤務、フレックスタイム制

(1)公務員の一律の在宅勤務は行わないが、出勤や昼食の時間帯を柔軟に調整することとする。

(2)市民に対する継続的サービスを提供するような類ではない民間企業に対しては在宅勤務を奨励。

【香港政府プレスリリース】

https://www.info.gov.hk/gia/general/202007/14/P2020071400037.htm

https://www.info.gov.hk/gia/general/202007/14/P2020071400010.htm

https://www.info.gov.hk/gia/general/202007/13/P2020071300885.htm

https://www.info.gov.hk/gia/general/202007/13/P2020071300948.htm

https://www.info.gov.hk/gia/general/202007/13/P2020071300935.htm

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