在留邦人の皆様へ：新型コロナウイルス関連情報（７月１２日）

　７月１２日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

１　カザフスタン国内感染者数等

●累計感染者数は５８，２５３名です。

●累計死亡者数は２６４名です。

●累計快復者数は３３，８１４名です。

（参考１）州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

https://www.coronavirus2020.kz/ru

（参考２）世界各国のCOVID-19感染者数（ＷＨＯ作成）は下記から参照可能です。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

２　カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する報道等は以下のとおりです。

（注）以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

（１）新規感染者数

●７月１１日に新規に確認された感染者数は１，７９８名（うち無症状１，０６１名）です。

（２）検疫・医療等

●WHOマイク・リャン(Mike RYAN)緊急プログラム長は、WHOとしてカザフスタンにおける肺炎の急激な流行をフォローしており、その原因はコロナウイルスの可能性がある旨表明しました。

◎同氏は、疾病診断が誤っていた可能性が高い旨指摘しました。WHOは実施中の検査の質を確認するためにカザフスタン保健省と協働中です。同氏は、カザフスタン保健省の対応は協力的であると述べました。

◎９日、在カザフスタン中国大使館は、カザフスタンにおける「原因不明の肺炎」の急激な流行について警告を発しました。このニュースは中国のプレスで報道され、その後世界中の多くのプレスで再報道されました。

◎カザフスタン保健省はこの情報を虚偽としましたが、それと共に、中国のプレスが、その情報源が（中国）大使館であったことに言及せず、これを拡散したと述べました。

◎カザフスタンでの肺炎流行の波は６月に起こりました。政府拡大会合でツォイ保健大臣は７月１日から８日の間だけで国内で５６，０００例の肺炎が確認され、そのうち３９，７００例はコロナウイルスと似ていることを確認しました。他方、保健省は、これらの肺炎患者に対するCOVID-19検査結果が陰性だったとして、これらをコロナウイルス統計にを含めませんでした。保健機関の代表たちも肺臓疾患学者たちも、検査結果が偽陰性になり得ることや、ウイルスが肺に沈下した後に検査を行っても遅いことを認めています。また、多くの発症者は、検査そのものを受けていなかったことを指摘しています。

◎カザフスタンにおけるコロナウイルス検査数は６月中旬に減少しました。５月から６月初頭にかけて２５．０００〜２８，０００件／日の検査が行われていたのに対して、（6月中旬の）週の検査数は１３，０００〜１６，０００件／日でした。

（原文）https://vlast.kz/novosti/40747-voz-scitaet-koronavirus-pricinoj-vspyski-pnevmonii-v-kazahstane.html

●中国大使館サイトにおける中央アジアの国での肺炎発生リスクについてのお知らせのテキストが修正されました。修正により、肺炎について「新しい」、「正体不明の」の用語がなくなっています。また、「高い死亡率」についての文もなくなっています。

（原文）https://rus.azattyq.org/a/30719735.html

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

（邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口）

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所：5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話：+7 (7172) 977-843