●本件犯行は、銀行から現金を引き出した被害者を後追いした銃器使用の強盗殺人事件(通称サカピンタス)と認定されました。
当国国家警察から当館に提供された新たな情報をお知らせします。
1 被害者: 1名
エクアドル人、会社役員、42歳、男性
2 被害に至る経緯
(1) 被害者は、被害直前に直近のピチンチャ銀行(Amazonas y Alfonso Pereira)で現金約1,200ドルを引き出し、被害場所付近に路上駐車していた自動車まで徒歩で持ち歩いていた途中だった。
(2) 目撃者によると、2発の銃撃前に「やめろ、やめろ」と大声が聞こえた。1発は頭部正面に命中し死亡。
3 注意事項
(1)本件犯行は、銀行から現金を引き出した被害者を後追いした銃器使用の強盗殺人事件(通称サカピンタス)と認定されました。
(2) 金融機関やATMから現金を引き出す際及びその帰路においては、周囲の状況に気を配り、自分に向けられる視線や近付いてくる者(特にオートバイ)に注意をしてください。
(3)当館付近では、過去近年中に同様の銃器使用強盗事件が複数回発生しています。
(4) 高額現金を引き出す際は、その後の警察による同行警護を個人でECU-911に要請することができます。
(5) 犯人は銃器を所持し逃走中(未検挙)です。できるだけ徒歩移動を避け、外出の際は、特段の注意をお願いします。
(6) 万一、同様の被害に遭遇した場合は、抵抗せず身体の安全確保を最優先してください。
【問い合わせ先】
在エクアドル日本国大使館
電話番号:+(593)2-2278-700/https://www.ec.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html