海外安全対策情報(令和2年4月〜6月)

令和2年4月から6月までの間におけるバイエルン(BY)州、バーデン=ヴュルテンベルク(BW)州の治安情勢について、メールマガジン第608号によりお知らせいたします。

1.テロ,無差別襲撃事件発生状況

 認知していません。

2.テロ関連・重要事件被疑者の逮捕状況

 BY州ヴァルトクライブルク(Waldkraiburg)市(ミュンヘン市から東方約60キロ)において,4月以降,トルコ人が経営する飲食店等に対する放火事件等が発生していたところ,5月8日,無賃乗車で逮捕された男が一連の犯行を自供するとともに,自らをイスラム国(IS)の支持者であり,トルコ国民に対する憎悪により実行したと供述しています。

3.暴動事案

 6月21日未明,BW州シュトゥットガルト市内中心部において,群衆が暴徒化し,警察官やパトカーに攻撃を行ったほか,店舗が襲撃され,一部店舗では商品を略奪される事案が発生しました。多数の容疑者が逮捕されているほか,現在も捜査は続けられています。

 夜間の外出は注意するとともに,予期せずこのような暴動に遭遇した場合には,現場の警察官の指示に従い,速やかに且つ落ち着いてその場から離れ,安全の確保に留意してください。

4.デモ実施状況

 両州各地において,新型コロナウイルス防疫規制に反対するデモ,人種差別抗議に関するデモが実施されました。一部のデモでは,予定人数を大幅に超過して感染防止に必要な安全距離の確保が維持できていない状況も認められました。

 引き続き,管轄警察のフェイスブックツイッター,テレビ,報道などにより各種デモに関する情報の入手に努めてください。

5.邦人被害にかかる事件事故発生状況

 認知していません。

6.犯罪に遭わないために

 在ドイツ日本国大使館・総領事館において,「安全の手引き」を作成しています。防犯の基本的な心構えのほか,ドイツ内の犯罪発生状況や具体的な犯罪事例,在留邦人用緊急事態対処マニュアルなどを掲載していますので,ご参照ください。

https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/files/000437110.pdf 

このメールは、バイエルン州及びバーデン=ヴュルテンベルク州在留の在留届にて届けられたメールアドレス、当館メールマガジン及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動配信されています。

【問い合わせ先】

ミュンヘン日本国総領事館

HP:https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html 

メール:sicherheit@mu.mofa.go.jp 

電話:089-4176040

FAX:089-4705710

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