新型コロナウイルス関連情報:モンゴル政府の防疫対策措置(7月1日〜)

 モンゴル政府による高度警戒準備態勢の期限延長により、6月30日(火)までを期限としていた防疫対策措置につきましても、7月15日(水・祝)まで延長されています。

 また、昨日7月2日午後、ウランバートル市長令が公表され、これまで継続されていた一部の防疫対策措置が、以下のとおり緩和されました。今後も措置内容が変更・緩和される可能性がありますので、在留邦人及び邦人短期渡航者の皆様におかれましては、報道、当館ホーム−ページ及び領事メールにより、関連情報の収集に心がけていただきますようお願い申し上げます。

【措置期間】

 7月15日(水・祝)まで

※モンゴル政府の防疫対策措置は、本年1月27日から、内容を一部変更しながら現在まで継続して実施されています。

【緩和措置の内容】

 専門機関による感染危険度評価が実施され、その要求を満たすことで、ディスコ及びダンスバー以外のバー、ビリヤード、子供向けサマーキャンプ、室内遊技場、宗教・文化・芸術・演劇施設の営業を段階的に再開させる。

【関係当局への照会結果】

●ディスコ及びダンスバー以外のバーの具体例は、「スポーツバー」、「パブ」等。

●室内遊技場の具体例は、「卓球場」、「ボーリング場」等。

●宗教・文化・芸術・演劇施設の具体例は、「寺院などの宗教施設に対する一般客の参観」、「美術館」、「劇場」、「博物館」等。

●映画館、カラオケボックス及び国立遊園地の営業も今回の緩和措置対象に含まれます。

●多人数が参加するデモ・集会・行事の開催及びPCゲームセンター、ディスコバー、ダンスバーの営業については、今回の緩和措置の対象ではなく、引き続き開催・営業が制限されています。

●前回の市長令で、レストランやショッピングモールなどの店舗・施設の管理者は、保護者帯同であっても12歳未満の子供へのサービスの提供を制限するよう要請されていましたが、本制限は解除となりました。

【現在実施されている防疫対策措置】

1.イベント活動・施設利用の禁止

 多人数が参加するデモ・集会・行事の開催及びPCゲームセンター、ディスコバー及びダンスバーの活動・営業を一時停止する。

2.店舗・施設利用時の衛生管理

 各種店舗・施設の管理者・従業員及びサービスの提供を受ける者に対し、以下の内容が義務づけられています。

・体温測定

・定期的な手指の消毒

・マスクの着用

・2時間毎の消毒

・多数のサービスを受ける者を、1か所に集めない

・お互いの距離を確保する

・専門機関の指示、ガイダンス、要求に沿って営業する

3.教育機関の休校措置(同措置の期限は8月31日まで)

 国内の大学、専門学校、小中高校、幼稚園などの全ての教育機関が休校となっています。

4.アルコールを販売又は提供する特別許可を有する商業・サービス機関の営業制限

 アルコールを販売する特別許可を有するスーパーマーケット、コンビニ、売店等及びそれらのサービスの提供を行う特別許可を有するレストラン、カフェ、食堂等の営業時間が、午前7時から午前零時までに制限されています。

【防疫対策措置・問い合わせ窓口】

教育機関の休校措置について質問のある方は、各教育機関窓口又はモンゴル教育・文化・科学・スポーツ省にお問い合わせください。

●それ以外の措置については、下記問い合わせ窓口までお問い合わせください。

 ウランバートル市専門監察局:7777−5000(内線番号:1)

※他県の措置状況を確認したい方は、各県を管轄する専門監察局にお問い合わせください。

【当館問い合わせ窓口】

在モンゴル日本国大使館 領事・警備班

EMBASSY OF JAPAN IN MONGOLIA

C.P.O.Box 1011

Elchingiin gudamj 10、Ulaanbaatar 14210、Mongolia

電 話:(976)11-320777 開館時間:9:00-13:00、14:00-17:45

FAX:(976)11-313332 メール:consul-section1@ul.mofa.go.jp

休日・夜間の緊急連絡先:(976)7004−5004