新型コロナウイルス対策に関するマダガスカル政府発表（６月３０日分）

●６月３０日（火）、マダガスカル政府が、新型コロナウイルス対策に関する発表を行いました。発表の時点での感染確認件数は累計２２１４件です。

●事態は刻々と変わりますので、最新情報の入手に努めてください。

　６月３０日（火）の新型コロナウイルス対策に関するマダガスカル政府発表の主要点は以下のとおりです。

１　３０日（火）の新規感染者は７６人で、累計感染者数は２２１４人となった。新規快復者は２８人で、累計快復者数は９９４人となった。新たな死亡者はなく、累計死亡者数は２０人から変化なし。現在の入院者は１２００人（前日比で４８人増加）で、重症者は４２人（前日比で６人減）である。

２　新規感染７６件のうち，７５人がアンタナナリボ，１人がトアマシナで確認された。

３　２８人の新規快復者のうち，３人はフェヌアリブ病院（アンタナナリボ），３人はベフェラタナナ病院（アンタナナリボ），２２人はトアマシナで快復した。

４　保健省担当者が出演し，日曜日に首相によって発表された，アンタナナリボ市内アンドハタペナカ地区に開設されるヴィラージュ・ボアラ（Village Voara）という新たな検査・診察施設の準備状況について，以下のとおり説明した。

（１）３０日朝，同施設の医療関係者及び事務職員の研修が行われた。

（２）必要な機材は全てすでに準備されている。

（３）７月１日朝，開所式が行われ，大統領が出席する予定。

（４）この施設で検査を受け，陽性となった患者は自宅療養か同施設内の病院で治療を受けるか選択できる。

（５）この病院でも注射治療薬の臨床試験が実施される予定。

　事態は刻々と変わりますので、引き続き政府から最新情報の入手に努めるとともに、手洗い、うがい、マスク着用などの通常の感染症対策を行い、体調に異常がある方は早めの医療機関受診を心がけてください。

【参考：関連する日本のウェブサイト】

新型コロナウイルス感染症（外務省　安全海外ホームページ）

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