新型コロナウイルス関連情報(6月26日現在)

○ポイント

●6月24日午前0時から26日午前0時にかけての,新たな感染者数は17名,累計感染者数は1,558名です。

●新規感染者は,6月10日以降,16日間連続して確認されています。

●政府は,入国に際する自主隔離に関する要件を変更しました。詳細は本文をご覧下さい。

●公共交通機関の運行再開,ショッピングセンターや飲食店の営業再開等により,人と人との接触の機会が増えています。引き続き,最新情報を入手し,感染予防に努めて下さい。

○本文

1 感染者数関連情報

(1)6月24日午前0時から26日午前0時にかけて,新たな感染者数は17名でした。関係当局によれば,これまで計98,810名を検査し,計1,558名の感染が確認されています。死亡者数は変わらず,計111名です。

(地域別感染者数(6月24日から本日までの増加数))

スロベニア中心部       :444(+12)

ドレンスカ・ベラクライナ地方 :155(+0)

サヴィンスカ地方       :313(+2)

ポドラウスカ地方       :130(+1)

ゴレンスカ地方        :103(+1)

ポムルスカ地方        :190(+1)

オバルノ・クラシュカ地方   : 37(+0)

ゴリシュカ地方        : 27(+0)

コロシュカ地方        : 52(+0)

プリモルスコ・ノトランスカ地方: 38(+0)

ポサウスカ地方        : 16(+0)

ザサウスカ地方        : 35(+0)

その他調査中         : 18(+0)

(内数名が外国人と報じられています。)

※(出典)スロベニア国立衛生研究所ホームページ

なお,以下のスロベニア国立衛生研究所のリンクでは,自治体別の感染者数が記載されています。

https://www.nijz.si/sl/dnevno-spremljanje-okuzb-s-sars-cov-2-covid-19

(2)新規感染者は,本日まで16日間連続して確認されており,10人以上確認された日が2日あります。

2.入国に関する要件の変更について

スロベニア政府は,入国に際する自主隔離に関する要件を変更しました。詳細は以下のとおりです。

(1)自主隔離免除事項制限国からのスロベニア入国

 自主隔離免除事項制限国からスロベニアに入国する者は,スロベニア国民またはスロベニアに永住権及び一時滞在許可を有する外国人であっても,以下(2)の例外事項に合致しない場合には14日間の自主隔離が求められます。

(2)自主隔離免除事項(例外事項)

 政府は,自由往来国以外の国からスロベニアに入国する者に対する自主隔離免除の例外事項を変更しました。自主隔離が免除となる例外事項は以下のとおりです。

 また,以下の項目で★印が付いたものについては,国境通過に際して36時間以内にEU加盟国またはシェンゲン加盟国内またはスロベニア国立公衆衛生研究所が許可した機関・個人により発行された新型コロナウイルス陰性証明書の提示が必要となります。これまでは「3日以内」に発行された陰性証明書が必要でしたが,今回の改正により陰性証明書は「36時間以内」に発行されたものが必要になりますので,ご注意ください。

・越境労働者(日毎)

・越境労働者(週毎)(★)

・商用のため訪問し,かつ商用目的であることを示す証明書(A1証明書を含む)を提示できる者の内,入国時点から24時間以内にスロベニアを出国する者または新型コロナウイルス陰性証明書を提示できる者(★)

・交通分野の運転手で,必要な証明書を提示できる者

・運輸分野の運転手で,入国時点から12時間以内にスロベニアを出国する者

・トランジット目的で,入国時点から12時間以内にスロベニアを出国する者

・外交旅券所持者

スロベニア政府が発行する証明書を有するサービス提供者で,自主隔離を行い同サービスが不履行となることで多大な社会経済的な損失が生じる可能性がある場合(★)

・保健,警察,消防,人道的支援物資輸送者等の公共サービス従事者(★)

スロベニアを含むEU及びシェンゲン加盟国内において医師による診察があることを証名できる者(★)

・学業,教育,科学研究活動のため入国することを証明できる者(★)

・近親の葬儀参加者で,入国時点から24時間以内にスロベニアを出国する者で,かつ葬儀の日程・時間に関する証明を提示できる者(★)

・家庭の事情により,近親への訪問のため入国する者で,24時間以内にスロベニアを出国する者(★)

・延期が困難な緊急を要する私的な用事のため入国する必要性を証明できる者で,入国時点から24時間以内にスロベニアを出国する者(★)

・国境付近の土地所有者または国境を跨いで土地を有する者で,かつ農業活動のために国境を越える者(★)

スロベニア軍,警察等の一員で,国外での任務を終えて帰国する者(★)

(3)自由往来国及び自主隔離免除事項制限国について,日々更新されますので,最新情報は以下のサイトをご覧下さい。

https://www.policija.si/medijsko-sredisce/sporocila-za-javnost/sporocila-za-javnost-gpue/104568-od-19-junija-nekaj-novosti-pri-prehajanju-meje-manj-izjem-za-vstop-brez-karantene-za-nekatere-obvezen-negativni-izvid-testa-na-covid-19

【参考情報】

1.新型コロナウイルス感染症に関連する各種問い合わせ先について

スロベニア政府はホームページで,以下の連絡先について紹介しておりますので,共有いたします。

(1)自主隔離(自己検疫)に関連する情報は,下記の保健省の連絡先から入手できます。

電話番号:+386 (0)1 478 68 48 (8時30分から15時30分まで)

メール:karantena.mz@gov.si

(2)健康に関する推奨事項と指示については,国立公衆衛生研究所にご連絡ください。また,国立衛生研究所のウェブページwww.nijz.siからも確認できます。

電話番号:+386 (0)1 2441 729

(3)国境通過に関する質問については,下記の警察のコールセンター(新型コロナウイルス関連の情報提供)もしくは,メールでお問い合わせください。

電話番号:+386 (0)1 514 70 01

メール:info.koronavirus@policija.si

(4)領事に関連する質問については,スロベニア外務省にお問い合わせください。

電話番号:+386 (0)1 478 20 10

2.外務省海外安全ホームページ

本サイトでは,各国・地域での新型コロナウイルスの発生状況,新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)等の情報を掲載しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/

3.たびレジ簡易登録

本サービスは,メールアドレスとメール配信を希望する国・地域を選択するだけで,当該在外公館から領事メールを受信することが出来ます。ぜひご活用下さい。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/register

4.スロベニア国立公衆衛生局は,国内状況や感染予防の方法等について公開しています。

https://www.nijz.si

(主にスロベニア語)

5.新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

6.新型コロナウイルス感染症に関する情報について(厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

7.リュブリャナ空港ホームページ

https://www.fraport-slovenija.si/en/Main

8.スロベニア政府の下記のツイッターアカウント等で,随時情報発信が行われておりますので,こちらもご確認ください。

●政府(英語):https://twitter.com/govslovenia

●政府(スロベニア語):https://twitter.com/vladars

(英語版と若干内容が異なります。)

●外務省:https://twitter.com/mzzrs

(主にスロベニア語)

●保健省:https://twitter.com/minzdravje

(主にスロベニア語)

Embassy of Japan in Slovenia /

Veleposlanistvo Japonske v Sloveniji

Trg republike 3/XI, 1000 Ljubljana

tel: +386 1 200 8281

fax: +386 1 251 1822

http://www.si.emb-japan.go.jp/

email: info@s2.mofa.go.jp