注意喚起(セラヤ市周辺における犯罪組織の取り締まり及びそれに対する妨害行為の発生)

6月20日(土),グアナファト州セラヤ市で実施された治安当局による犯罪組織の取り締まりを受けて、それに対抗しようと犯罪組織のメンバーらが、市内及び周辺の幹線道路各所で車両や建物への放火による道路封鎖をするなどの妨害行為が発生、セラヤ市周辺が一時期混乱する事案が発生しました。

1.事件概要

報道によれば、6月20日(土)午後、グアナファト州セラヤ市において連邦及びグアナファト州の治安当局による犯罪組織の取り締まりにより、犯罪組織メンバー26人が逮捕されたこと受けて,それらに対抗するため犯罪組織のメンバー及び犯罪組織に雇われた市民らが、市内及び幹線道路の約29箇所で車両や店舗に放火し,道路を封鎖するなど、セラヤ市内が一時混乱する事態が発生しました。

2.注意点

3月にも同様にセラヤ市周辺の幹線道路が,放火したタイヤやトレーラー等で封鎖される行為が発生しております。グアナファト州治安当局によると、現在も,セラヤ市周辺で発生している凶悪犯罪の撲滅のため、それらに関わる犯罪組織の取り締まりを強化してており、今後も引き続き取り締まりを続行するとのことでした。この様な騒動に巻き込まれないためにも以下の行動を取って下さい。

(1) 常に情報収集に努め、危険な地区や規制されている地区には近づかない。

参考:セラヤ市ではFacebook(Seguridad Celaya)を通じて、市民に対して治安情報を共有しております。

https://www.facebook.com/DireccionPoliciaCelaya

(2) 外出時は周辺の状況変化に注意し、危険と感じた場合はその場を立ち去ること。また、武装した治安当局関係者(警察や軍関係者)やその車両が集まる場所には絶対に近づかない。

(3) 治安当局による道路規制等の指示には従い、決して迂回するような行動はとらない。

(4) 現場に遭遇した際は、安全に移動できる方法(徒歩、車両)を見定め、最適な方法で現場から避難すると共に、万が一、暴徒に巻き込まれた際は、決して抵抗することなく暴徒者の指示に従い、解放されれば身の安全を確保できる安全な場所まで直ぐに移動する。

(問い合わせ先)

在レオン日本国総領事館

Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato

Tel: +52(477)343-4800

Fax: +52(477)764-0603(領事班)

Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp