在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(6月20日)

 6月20日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 感染者数

●国内の累計感染者数は16,779名です。

●国内の累計死亡者数は113名です。

●国内の累計快復者数は10,539名です。

州・直轄市ごとの感染者数等,詳細は以下のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。https://www.coronavirus2020.kz/ru

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する主な報道等は以下のとおりです。

(当館注)以下は,一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●6月19日,新規に確認された有症状感染者数は428名(増加率2.6%)です。

●6月19日,新規に確認された無症状感染者数は620名です。

(2)検疫等

●国家保安委員会はカザフスタンの国境横断に関する規則に修正を行い,20日,同委員会入国管理局ウェブサイトに掲載しました。外国人が航空便により入国する際の規則は以下のとおりです。

カザフスタン共和国政府決定により直行航空路線が再開された国の国民によるカザフスタン共和国への入国は許可される。

◎外国人に対する基本的条件は,査証(ビザ)要件を満たすことである。また外国人は,カザフスタンが直行航空路線を再開した国の国民でなければならず,当該国から直行便で向かわなければならない。

カザフスタン共和国に入国するための直行航空便は,現行規則に基づき入国を許可されている外国人も,利用することができる。

●今週末,ヌルスルタン市及びアルマティ市では大規模な消毒作業が行われているほか,国内各地で制限措置・検疫措置が強化されています。

●アルマティ州は検疫体制を強化します。直近一週間の感染者増加率が6%となったことから,州政府が決定しました。65歳以上の方の外出制限等が行われます。

●ヌルスルタン市での追加的コロナ対策について,クリギノフ市長は概要以下を述べました。

・PCR検査ラボの対応能力を来週初めから強化する。例えばラボ「Invivo」は検査能力を1,000回/日から2,000回/日とする。

・移動型検査ラボを立ち上げる。これにより追加的に1,000回/日の検査が可能になる。

・病床を200床追加する。

●アルマティ市でのPCR検査の実現状況について,ベクシン市主任衛生医師は19日,概要以下を述べました。

・現在,6つの検査ラボが4,000回/日の分析を実施している。直近一週間で急増した。月に3回も4回も検査を受ける市民もいる。

・検査ラボの一つ「オリンプ」は器具の修繕や整備が必要となっており,(任意で個人が受ける)有料検査を休止し,医療機関から送られてくる公的な検査のみ対応している。

・アルマティ市の韓国系パートナーであるMedical Partners Korea

Qazaqstanもまた,航空便が定期的でないことから,(消耗品器具の)配備に問題がある。消耗品器具は来週火曜日に届く予定。市には十分なテストキット数があるが(5万7千回分),それに加えて消耗品器具が必要である。来週水曜日には検査活動に着手できるだろう。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047