新型コロナウィルスに関する情報共有(6月18日)

●6月18日現在,保健省発表の確定症例数は,昨17日から408人増の19,961人です。

●新型コロナウィルス対策チームは,当国における対策の現状を発表しました。

●保健省は,新たに新型コロナウィルス感染者4名が死亡したことを発表しました。

1 6月18日午後0時半時点(当地時間)の確定症例数等

・確定症例数:19,961人

(前日比+408(内訳:外国人労働者216人,感染者との接触189人,海外からの帰国者・渡航者1人,不明2人)) 

・確定症例数のうち治癒者数:14,185人(前日比+319人,治癒率約71%)

・確定症例数のうち死亡者数:52人(前日比+5)

・これまでの検査実施数44万5669件(陽性率約4.5%)

(※前日比の数字は,昨日午前10時発表の感染者等数と比較)

【参考】バーレーン保健省ホームページ:https://www.moh.gov.bh/COVID19

2 昨日,新型コロナウィルス対策チームは,記者会見において以下のことを発表しました。

(1)バーレーン国内における治癒率は70.45%に達している一方,死亡率は0.24%に留まっている。医療キャパシティについては,治療施設は病床数8170床のうち3922床が使用中,1718人が自宅での隔離治療中である。感染が疑われる人用の隔離施設は3410床のうち668床が使用中である。

(2)医療の最前線で働く人の数は,全体で約3500人であり,そのうち医師・看護師は2000人である。

(3)いくつかの航空会社がバーレーンとのフライト再開を発表したが,フライトが再開しても空港での検査の実施等入国プロセスに変更はない。

(4)検査数の増加は,感染者との接触者が増えていることを意味しており,これまでに6万人以上が感染者との接触の疑いで検査を受けている。

(5)治癒者の血漿の使用を含め,治療方法の改善を継続している。血漿の使用については,4月にBDF病院において200人以上の治癒者が血漿を提供した。

(6)感染者が2倍になるまでに要する日数を示す「倍加時間」について,国際的な基準では同時間が2週間を下回らないことが重要であるとされている。バーレーンでは,過去2か月の倍加時間は27日から11日の幅があり,6月13日には倍加時間11日を記録した。これは,感染拡大防止策が遵守されなかった結果,国内での感染拡大が加速していることを示している。

(7)日々の新規感染者数と治癒者数の割合は1:1になることが望ましく,新規感染者数が治癒者数を上回ることは感染が拡大していることを意味する。先週1週間のバーレーンにおける新規感染者数と治癒者数の割合は0.8%〜1.6%であり,引き続き全ての人が予防措置をしっかりと遵守するべきであることが求められている。

(8)日々の検査数に占める新規感染者数の割合は5%を超えないこととされているが,バーレーンにおける過去数週間の同割合は,5.7%〜9%であり,感染拡大を明確に示している。

(9)先週1週間のバーレーンにおける基本再生産数は,1.3%〜1.8%であり,感染の封じ込めを示す1%を上回っている。

(10)ここ最近死亡者数が増加していることは確かであるが,近隣諸国と比較してもバーレーンの死亡率は低い。また,感染者数100人あたりの重傷患者数も国際社会と比較して低水準である。

(11)水と石鹸での定期的な手洗い,消毒液の使用,繰り返し使用する物の表面の定期的かつ徹底的な消毒,持病を持つ人及び高齢者と面会する際のマスクの着用,社会的距離の確保が重要。また,新型コロナウイルスの症状が現れた場合は保健省ホットライン「444」に連絡すること。

3 保健省は,新たに72歳のバーレーン人男性,67歳のバーレーン人男性,64歳の外国人男性,57歳のバーレーン人男性,64歳のバーレーン人男性が新型コロナウィルスに感染し,死亡したことを発表しました。これで当国における死亡者は累計52人となりました。

【問い合わせ先】

バーレーン日本国大使館 領事部

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm

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