【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(6月16日現在)

●報道によれば,アルゼンチン国内では34,159名(昨日から1,374名増)の累計感染者数,うち878名の累計死亡者数,10,174名の累計治癒数が報告されています。

●なお,当国に居住,または短期的に滞在している方を対象とした,全国強制隔離措置(以下「強制隔離と記載」)(DNU520/2020)は6月28日(日)まで継続中です。また,非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されています。

●アルゼンチンの感染症危険レベルは,5月22日から,レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げられており,大使館では,アルゼンチンに滞在中の方を対象に所在調査を進めております。在留届,たびレジの登録情報の更新にご協力をお願いします。https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html

1 報道によれば,アルゼンチン国内では34,159名(昨日から1,374名増)の累計感染者数,うち878名の累計死亡者数,10,174名の累計治癒数が報告されています。

2 強制隔離関連

(1)ブエノスアイレス首都圏(AMBA)における州と市の共同対策(報道)

 報道によると,15日,連邦政府ブエノスアイレス州政府及びブエノスアイレス市政府は,ブエノスアイレス首都圏(AMBA:ブエノスアイレス市及びブエノスアイレス州の40都市から構成)における交通規制を強化すること,また,州と市の最近の緊張関係を踏まえて,AMBAにおける新型コロナウイルス対策を州と市で統一的に行い,共同で対処に当たる部署を設けることで合意しました。今後は,感染者数報告においても,AMBAとして数字を統合して発表するよう変更されます(当館注:これまでは州と市でそれぞれ別に報告されていました)。

(2)各州の対応強化の動き(報道)

 報道によれば,チャコ州,チュブット州及びエントレリオス州では,最近の感染者数の増加を踏まえて,強制隔離を強化するとしています。

 チャコ州では,15日,カピタニッチ知事が,州境の閉鎖や,4市において保健,及び治安関係者等の必須となる活動を除き,その他の活動を21日まで禁止する政令に署名しました。

 チュブット州では,感染拡大の兆候が見られる6市に,より厳しい隔離措置を義務づける決定を行い,また,エントレリオス州では,感染カーブの増加を踏まえて,これ以上の経済活動再開を認めないことを決定しています。

3 所在調査及び在留届情報の更新のお願い

 大使館では,感染症危険レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)への引き上げも踏まえ,現在アルゼンチンに滞在しておられる方々を可能な限り正確に把握するため,在留届を提出されている方には,登録情報のご確認を,「たびレジ」登録をし,実際に滞在されていない方,または,既に在留届を提出されている方におかれましては,たびレジ情報の「削除」をお願いしております。

詳細は「【所在調査ご協力のお願い】アルゼンチンに在留届の提出,たびレジの登録をされている皆様へ!」をご参照ください。 https://www.ar.embjapan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html (以上)