【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(6月12日現在)

●報道によれば,アルゼンチン国内では28,764名(昨日から1,391名増。アルゼンチンの一日の新規感染者数としては過去最多)の累計感染者数,うち785名の累計死亡者数,8,332名の累計治癒数が報告されています。

●なお,当国に居住,または短期的に滞在している方を対象とした,全国強制隔離措置(以下「強制隔離と記載」)(DNU520/2020)は6月28日(日)まで継続中です。また,非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されています。

●アルゼンチンの感染症危険レベルは,5月22日から,レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げられており,大使館では,アルゼンチンに滞在中の方を対象に所在調査を進めております。在留届,たびレジの登録情報の更新にご協力をお願いします。https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html

1 報道によれば,アルゼンチン国内では28,764名(昨日から1,391名増。アルゼンチンの一日の新規感染者数としては過去最多)の累計感染者数,うち785名の累計死亡者数,8,332名の累計治癒数が報告されています。

2 強制隔離関連

(1)ブエノスアイレス市における感染状況

 12日,ブエノスアイレス市のキロス保健大臣は,記者会見において,未だ感染のピークを迎えていないが,感染者の増加は穏やかなものの継続的(5日間で10%の増加)との認識を示しつつ,市当局は市内貧困地域での感染制御のために検査を強化していると述べました。また現在,同市の実効再生産数は1.12であり,感染のピークは近日中に到来するであろうと述べています。

(2)ブエノスアイレス市の学校での通常授業再開見込み

 報道によると,ブエノスアイレス市は,学校の授業再開に向けた検討状況を明らかにしています。

 それによると,通常授業を再開する目途はたっていないものの,再開の際は,全生徒を一度に通学させるのではなく,生徒の半分づつを交代で通学させ,7歳以上の生徒はマスクを着用,生徒間は2メートルの社会的距離を保つこと。2週間のうち,月曜から木曜日の4日を通常授業にあて,翌週は自宅での遠隔授業とする交代制の導入や,1日の授業時間を3時間とすることなどの条件が検討中とのことです。

3 所在調査及び在留届情報の更新のお願い

 大使館では,感染症危険レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)への引き上げも踏まえ,現在アルゼンチンに滞在しておられる方々を可能な限り正確に把握するため,在留届を提出されている方には,登録情報のご確認を,「たびレジ」登録をし,実際に滞在されていない方,または,既に在留届を提出されている方におかれましては,たびレジ情報の「削除」をお願いしております。

詳細は「【所在調査ご協力のお願い】アルゼンチンに在留届の提出,たびレジの登録をされている皆様へ!」をご参照ください。 https://www.ar.embjapan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html (以上)